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12 月 | |||
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師走来て 一日一日の 重さかな (津上 アサ)
青き空 紅きさざんか 垣結ひて
明け方に 三日月残る 師走空
イーメール 草紅葉追ふ 旅とこそ (秋至)
初雪の トッピング草の 紅葉かな
山茶花を めぐりめぐりし 黄蝶消ゆ
白きもの 干して尼寺 姫椿
石投げて みたる秋水 はねてちる
波寄せて ひらききる指 都鳥
風花や 岬はづれの 石仏
海沿ひの 道はつはぶき 咲ける道
つはぶきの 花が境の 海と陸
昔秋の 野良のあたりの ビルの原
日暮れては こそと風吹く 秋各残り
山門を 入るもいづるも 木犀の香
冬の鳶 筋肉みせて 急降下
一本の 小道消えゆく 草の花
その胸へ 豊かなる水 浮寝鳥
水鳥の 水にしたがひ 風にそふ
荒風や 千鳥鳴く声 内に秘め
胸ぐらの 涙つめたき 夜のとばり
夕焚火 雲低く波 高き浜
秋水は しをれし花の 瓶の底
地に落ちて 微風知らする 木の葉かな
枯尾花 風に逆らふ 気配なく
葱坊主 影をゆらして をりにけり
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