The Software-RAID HOWTOには目を通しておいて下さい。
RAIDとは複数のハードディスクドライブを使って優れた機能を利用しようというものです。HDDを束ねてデータをそれぞれのHDDに書き込むなどの他にも優れた機能があります。これによりHDDの読み書きの速度が向上したり1つのHDDがクラッシュしてもバックアップからデータを復元することが可能になります。
今回の例では複数のパーティションが必要になります。例えば1GBの拡張領域を100MBの論理パーティションで利用するなど。そしてテストで利用するハードディスクは予備のHDDを利用して下さい。なお今回のテストはすべて自己責任で行って下さい。もしこの記事に誤りがあっても筆者は責任を負えません。
ここではデータのストライピングを説明します。OSのストライピングはしません。
LinuxシステムにストライピングRAIDをインストールするには4つのステップがあります。ストライピングは複数のドライブ(今回はパーティション)に分散書き込みをします。複数のドライブに書き込みが分散されるので速度は速くなります。
最初に/dev/md0を設定し、次にパーティションを初期化し、/etc/rc.d/rc.localを修正し、/etc/rc.d/rc.localファイルにスクリプトを追加してデバイスをマウントします。
今回はテストとして2台のHDDの代わりに2個のパーティションを使用します。拡張領域に2個の論理パーティションを作成しそれぞれを/dev/hda5、/dev/hda6とします。2個のパーティションは同じサイズです。
raiddev /dev/md0
raid-level 0
nr-raid-disks 2
nr-spare-disks 0
chunk-size 4
parsistent-superblock 1
device /dev/hda5
raid-disk 0
device /dev/hda6
raid-disk 1
mkraid /dev/md0
mkfs -t ext2 /dev/md0
/proc/mdstatファイルでステータスを確認します。
cat /proc/mdstat
echo "raidstart /dev/md0" >> /etc/rc.d/rc.local
mkdir /RAID
echo "mount /dev/md0 /RAID" >> /etc/rc.d/rc.local
raidstart /dev/md0
mount /dev/md0 /RAID
としてからマウントしたディレクトリのステータスをチェックします。
df
ストライピングと同じ環境でデータのミラーリングをしてみます。
方法はまず/etc/md0を設定し、パーティションを初期化し、raidを起動してからミラーリングデバイスをディレクトリにマウントします。
raiddev /dev/md0
raid-level 1
nr-raid-disks 2
nr-spare-disks 0
chunk-size 4
persistent-superblock 1
device /dev/hda5
raid-disk 0
device /dev/hda6
raid-disk 1
mkfs -t ext /dev/md0
/proc/mdstatファイルでraidのステータスの確認
cat /proc/mdstat
echo "raidstart /dev/md0" >> /etc/rc.d/rc.local
raidstart /dev/md0
mount /dev/md0 /RAID
入力した後マウントしたディレクトリのステータスを確認する
df
次はRAID 5の設定をしてみましょう。今回も1台のHDDでテストをします。
ストライピングやミラーリングと同様の手順で設定ファイルを次のように変更します。
raiddev /dev/md0
raid-lelvel 5
nr-raid-disks 7
nr-spare-disks 1
persistent-superblock 1
parity-algorithm left-symmetric
chunk-size 32
device /dev/hda5
raid-disk 0
device /dev/hda6
raid-disk 1
device /dev/hda7
raid-disk 2
device /dev/hda8
raid-disk 3
device /dev/hda9
raid-disk 4
device /dev/hda10
raid-disk 5
devide /dev/hda11
raid-disk 6
###スペアドライブも設定
device /dev/hda12
raid-disk 0
マウントは/etc/rc.d/rc.localファイルを利用して下さい。/etc/fstabからは多分マウントすることができません。セットアップ自体はそれほど複雑ではありませんので試してみる価値はあると思います。
ソフトウェアRAIDをきちんと使用するならU2W SCSIを使用した方がいいでしょう。ストライピングとミラーリングだけでコストを削減したいのならそして速度はそれほど気にしないというのならIDE RAIDでも十分です。
| 戻る | 目次 | 次へ |