| 雲南日報4月の記事 |
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| 4月6日 西双版納 祭りに記念日目白押し |
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| 西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州建州50周年記念式典、撥水節(水かけ祭り)、昆明国際旅行フェスティバルと3つのビッグイベントが4月に同時開催される西双版納では、地域全体を挙げてイベントの成功に取り組んでいる。 3つのイベント共通テーマは「歴史を見直し 地域をアピール 一致団結と創意工夫 そして皆で良い暮らし」。この50年間、民族と地域の特色を活かして州を運営してきた共産党とその民族政策の下、さらに民族意識を高めつつ輝かしい未来へ挑戦する民族の姿をアピールしようとの思いが込められている。 これらイベントは4月12日から16日まで開催され、主な文化行事は9つ。12日夜は景洪劇院の演出による大型タイ族舞踏詩『西双版納―(孟力)巴拉娜西(タイ族の言葉で「神秘的で美しい所」の意)』の上演。地元歌舞団による全5幕の舞踏詩で、タイ族古代文明「貝葉(ばいよう)文化」時代の人々が自然と協調して美しく生きる様を再現する。13日午前には景洪市街で約3,000人の民族パレード『喜びのタイの郷』が行われる。西双版納の神秘的に満ちた自然景観と強烈な民族情緒、さらに未来へ向かう現代的な新イメージが披露されることだろう。 その他著名演劇家による演出作品も多く見られ、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムと言った国々からの参加作品も上演される。上海バレエ団によるバレエ劇『白毛女』も期待できる。12日の『西双版納―(孟力)巴拉娜西』には演劇撮影芸術コンクールも企画されており、全国各地から500名以上の撮影家や撮影愛好家が参加を申し込んでいる。また、竜船レースや打ち上げ花火、たいまつ祭り、大水かけ祭りなどの伝統行事も例年以上に賑やかになりそうだ。 |
| 4月7日 昆明の医学生 環境保護ボランティア |
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| 「世界環境デー」が近づいているが、昨日昆明の金馬碧鶏広場に白装束の軍団が現れた。ゴミ袋とゴミ挟みを手にした彼ら、芝生や花壇などのゴミを丁寧に拾い集めている。日差しが照りつける中、木陰で休もうとする白装束の者はいない。実はこれと同じ頃、翠湖公園でもやはり白装束の軍団がゴミを広い、手すりを磨いていた。通行人が口々に褒め称えた彼らとは――昆明医学院附属海源学院の学生で、いずれも志願ボランティアの若者達だ。 多くの市民に環境意識を呼びかけ、春の都昆明をより美しい街にしようと、海源学院の学生200名余りが白衣を着てボランティアに参加。実際に街に出て環境保護の大切さを行動で示した。市民が紙くずをポイと投げ捨てるのを見つけた女学生が、すぐさま追いかけて行き「ゴミ箱に捨てて下さい」と注意すると言う一コマも。女学生は言う。「環境保護は工場や自動車と言った産業に限らず、個人が小さなことから始めるべき。一人一人が環境意識を強く持てば、『環境のために自分に何が出来るか?』と知らず知らずのうちに考えるようになる。私達の住んでいる地球も、この昆明の街もきっと綺麗になるはず。」別の学生は、「僕達が今日活動しているのは、『春の都昆明の美しさは一人一人が守っていかなきゃならない』と身を以って示したいからなんです」と訴えた。 |
| 4月9日 雲南省初 道路を眺める景観施設 (春城晩報) |
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| 「橋を眺めるのに絶好の場所を見つけ、そこを観光景観区として開発すれば、アジア最高標高に架かる橋の壮観な姿を観光客に楽しんでもらえるだろう。橋が架かった時、それは同時に景観区が開業する時でもある。」元江県のハニ族・イ族・タイ族自治区に架かるアジア最高標高橋景観区建設事業の那汝新代表は以前こう語り、そしてその通り実現させた。 江磨高速道路の路線内にある元江特大橋は長さ163メートル。橋の上から向かいの山を望むと、一面緑の中に星のように小さく輝く建物。「あれも橋を見る観光スポットとして建てた施設の一つです。特大橋を観光名物にするなんて実に斬新だし、アピール性もある。私は今まで長江に橋を10基架けたが、こんな開発は初めてだ」と特大橋建設関係者が教えてくれた。好奇心に誘われ、辺りを少し探検することに。特大橋を後にし、高速道路と連結している幹線道路元江連接線を1キロほど走り、小高い丘を上ると真新しい建物に着く。「紅河谷アジア最高標高橋観光景観区」との看板。建物の中に入ると広いロビーになっており、「景観区入り口」には入場券の発券所が。入場料は一人25元。景観区へ一歩足を踏み入れると、目の前にはいきなり山、そしてうっそうと茂るマンゴーの木々。山道をしばらく進むと突然視界が開ける。まるで空に架かる橋のように壮大な特大橋は、深い山々や川の流れと一体となってその雄姿を晒している。まさに橋を眺めるには最高の場所だ。マンゴー並木の下には天然石製のテーブルと椅子が備え付けてあり、側には飲み物を販売している売店も。「アジア最高標高橋」と刻まれた巨大石碑の側で記念撮影すれば、もう十分満足と言ったところ。 |
| 4月14日 タイ族農民と民族民宿 |
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| 鳥のさえずりと共に目覚めた岩光さん。36歳のタイ族男性だ。竹で作った高床式の家から下に降りると、庭の掃除を始める。瀾滄江の水面から流れてきた靄が村をベールのように包み、黄色い袈裟を纏った少年僧達が、寺から学校へ登校している。岩さんの高床式住居では、遠路はるばるやってきた観光客十数名がまだ甘い夢を見ている。タイ族民族衣装を身につけた岩さんの妻が、厨房で朝食の支度を始めた。 20年前、岩さんは田んぼやゴムの木畑でひたすら働いていた。自分の住む家や近くの寺、その他の様々な物に注がれる観光客の好奇の眼差し。それが自分にとって、また村にとって何を意味するのか、考えたこともなかった。 1998年雲南省西双版納タイ族自治州は、保存状態のよいタイ族自然村を基点とし民族情緒溢れる大型景観区タイ族ガーデンを開発することを決定。岩さん一家の住む曼乍村も対象となった。熱帯の雰囲気ある庭園、竹で作った高床式住居群、神秘的な仏教文化。これらは毎年50万人の観光客を魅了する。飲食店を開き、土産物を売り、歌や踊りを披露する…何代もこの地に住み、世俗離れしていたタイ族の人々が観光で生計を立てるになった。「タイ族料理を食べ、タ族イの家で一日過ごしませんか?」2001年岩さんは民宿「(イ泰)家楽」を創業。低価格の料金設定で客足を呼んでいる。 内心びくびくしながら開業した初日、初めての客を高床式住居に迎えた岩さんと妻は、その後人気に火がつくとは予想だにしなかった。「一泊食事付きで一人40〜50元。毎日3〜40人の客があります。ゴールデンウィークなどは一日に3〜400人もの客が押し寄せ、40テーブル分もの食事を用意せねばならない。」 「国内からの客もあれば、アメリカや日本、ドイツと言った外国客も。短期宿泊で3日、中には7、8日滞在される人もいる。言葉は通じないが、皆さんが満足されているのは分かる。喜んでもらえれば、それが僕達にとっても幸せなんだ。」 民宿が岩さんの家庭に幸せをもたらした。「この一年で稼いだお金は、かつて夢見ていた金額より多いんです。」たった一年で岩さんは電話を設置し、オートバイやカラーテレビ、太陽熱温水器を購入。先日また携帯電話を買った。 「二人の子供は高校生。毎年学費に1万元以上かかる。民宿をやっていなかったら学費は払えなかった。」 多くの観光客と接するうちに、岩さんの価値観も変わった。「タイ族の親は子供を遠くに手放すのを嫌がるが、僕は子供達にできるだけ遠くの大学へ通って欲しいと思っている。北京大学か清華大学なら最高だけど。もし留学の機会があるなら、全面的に援助するよ。」 民宿のお陰で岩さんの家庭は貧困から脱出した。しかし、岩さんは「どの家庭も裕福にならなければ、裕福とは言えない」と言う。2002年8月岩さんは村のタイ族17家庭に呼びかけ、一緒に民宿を経営する組合を作った。「各家庭1人が民宿で働き、経費を除いた利益分を18家庭で均等に分けるんだ。今の所、どの家庭も毎月1,000元程度の収入があり、多い月には4,000元にもなるよ。」と、岩さんは言う。 現在、曼乍村では岩さんの民宿を3つの組合で切り盛りしており、全村48戸のうち38戸が民宿業務に携わっている。西双版納全体で見ると、直接観光業に従事する者の数は1.2万人、間接的に観光に関わっている者が6万人に上る。年間観光売上は16億元に迫り、全州GDPの3分の1を占めている。 「子供達がまだ夢を実現してないからね。一人は乗用車を買うこと、もう一人は世界各国を旅することさ。」数年前には一度も村から出たことがなかったタイ族の実業家は、近いうちにこの夢がかなうと確信している。 |