華声龍脈網(上海)2月の記事

2月20日 中国自動車生産量 2004年は世界第5位に
  中国自動車産業は正に高度成長真っ只中。2004年にはカナダ、スペイン、韓国を抜いて世界第5位の自動車生産国になる可能性が出てきた。これは、世界的に有名な金融企業集団オランダINGグループが先日、アジア自動車市場調査を実施した結果予測したもの。
  2000年の中国自動車生産量は200万台で世界11位だったが、2002年は300万台を超え1年で39%の成長を遂げた。INGグループは、「中国国民の収入増、関税率の継続的引き下げ、外国企業による積極投資」と言った市場拡大要素を挙げる。2003年の自動車生産量は390万台に達する見込みで、2004年には47%もの驚異的成長を予測している。
  さらにINGグループは、今後数年間の中国自動車市場には次の4つの変化があると指摘。「1.外国自動車企業の中国生産・中国現地販売がしっかり定着する。2.外国自動車企業と中国側との提携方式が変わり、より機動性ある形になる。3.中国消費者は収入増と同時に車を選ぶ目が肥えるため、外国メーカーも中国生産に先進技術をへ導入せざるを得なくなる。4.すでに中国製自動車を海外へ輸出する動きもあり、必然的に中国自動車技術の進歩を促進する。」

2月22日 中国独自のエイズ治療薬 臨床段階へ
  中国漢方処方の新しいエイズ治療薬が先日、中国薬品監督管理局の検査を通過し薬品登録された。今後は、中国が独自に財産権を所有するエイズ治療薬が一般臨床試験段階に入ることになる。
  『免疫力素』と名付けられたこのエイズ治療薬は、科学研究家曹赫揚氏が独自に開発したもの。同氏は1980年代に咸陽保健科学研究所を設立、1992年にエイズ治療薬の研究を始めた。現在国際的に使用されている治療薬とは違って、エイズウィルスが人体細胞へ侵入するのを防ぐことを目的としている。同時に白血球の免疫力を増強することで、体内免疫システムによるウィルス不活性化を促すというもの。
  曹氏は言う。「エイズウィルスが人体の細胞内に入ってしまうと人体の免疫システムを破壊し始める。その段階がキーポイントになると考え、エイズウィルスの細胞侵入をブロックすると同時に人体の免疫システムを保護強化するものを開発した。エイズを戦争に例えるなら、敵であるエイズウィルスを即時に見つけて撃ち殺しながら、見方の爆弾白血球をケアすると言うもの。」
  この構想を元に実験を重ね、1998年に水酸基機能を大量に含有した化合物の選別に成功。この化合物はエイズウィルスの糖蛋白表面に集結し、エイズウィルスが人体細胞のCD4分子と結合できなくするため、ウィルスが人体細胞内に侵入するのを阻止できると言う。
  『免疫力素』と名付けられたこの化合物はサンプル精製後、陝西省衛生防疫ステーションで動物実験を行った所、強い副作用は見られなかった。また、中国人民解放軍第四軍医療大学において臨床試験用量の600倍で動物実験を行い、安全性はより確かになった。その後、河南省衛生防疫部門の協力を得て、河南省駐馬地区のエイズ患者や感染者に対し臨床試験を実施。患者の80%に体質改善や症状の緩和が見られた。自ら希望して臨床の実験体になる患者も少なくない。現在までに臨床試験例は約350例得ている。
  1985年に最初のエイズ感染者が出て以来、中国のエイズ感染者及び発病者は100万人を超える。エイズウィルスの潜伏期間は8〜12年と言われ、1994年から感染者が急増していることからすれば、今後エイズ患者発症のピークを迎える可能性がある。

2月24日 北京から農村消える
  今年から北京では「農村」と言う言葉を使わず、「北京郊外」と呼ぶことになった。
  北京晩報の報道によると、中国共産党北京市委員会農工委員の聶玉藻副主任が発表したこの決定、北京市にとって大きな変化をもたらすものだと言う。
  「昔からの二元構造は、どうしても都市部と都市郊外部とを切り離して考えがちだ。北京は中国を代表する大都市。大都市ならではのメリットを活かし、北京市全体の発展計画を立てることで、経済、産業、公共事業、交通などを統一的に改善する。そのために各部門も歩調を合わせ協力して欲しい」と聶副主任は語る。
  最新の統計資料を見ても、北京郊外部は急速な都市化傾向にあり、近隣地域一体となって都市化の道を歩むのは肝要と思われる。2002年の北京郊外33地域における固定資産投資は53億元に達しており、そのうち52%は農村と呼ばれていた地域への投資。今後もう少し整備されれば、大きな経済効果が期待できる。実際に、2002年の北京農民収入は史上最高を記録した。5,880元と言う一人当たり年間純収入の額は、物価上昇率を差し引いても前年比12.3%の増加。第9次五ヶ年計画以来伸び率最高の年となった。
  現在までに北京市の農産品加工販売企業は1,000社を数え、そのうち固定資産額500万元以上の企業は340社。食品加工業総売上も30億元を超える。郊外企業全体の経済実力は目に見えてアップしており、企業に勤める農民出身者も110万人に達している。

2月25日 2002年 最も輝いた中国女性10名選出
  24日午後、楊揚さん、王選さん、章啓月さん、倪萍さん、劉妹威さん、王安憶さん、叶鶯さん、田桂栄さん、陳麗華さん、馬〔女亞〕さんの10名が、2002年国内外で最も影響力のあった女性として「『中国婦女』が選ぶ時の人」に選ばれた。
  今回選ばれた女性10名はいずれも昨年各メディアで注目を浴びた人物。女性としての強さ、度胸、見識、才能を兼ね備え、あらゆる方面で活躍している女達は社会的知名度も高い。選考作業を行ったのは主催の中国婦女雑誌社。
  中国全国婦女聯合の華福周副主席は次のようなコメントを寄せている。「この10名が選ばれたのは、社会に対する献身的な努力や向上心の強さが認められたと言うことです。中国婦女雑誌社によるこの選考会は、一般女性のプライドや自立心を大いに激励するもの。女性もしっかり職を持って中国改革解放と社会発展に参加し、男女平等と言う国家基本理念を維持すれば、豊かな社会作りへ大きく貢献することでしょう。」
  今回の選考は昨年12月に開始。中国婦女雑誌社12月発行の4雑誌に候補者の名前と略歴を紹介し、今年1月20日まで一般投票を募集した。全国の読者から42,628票もの投票があり、その結果も含めて選考委員会が10名を決定した。
  雑誌『中国婦女』は創刊62年の歴史を持ち、中国の女性が最も支持している雑誌と言える。「『中国婦女』が選ぶ時の人」選考会は、21世紀に輝く女性をよりアピールすることで、21世紀の歴史に女性の足跡を残そうと言う目的で2001年から始められた。