銭江晩報2月の記事

2月11日 春節鉄道ラッシュ 史上最高
  春節休暇の「人民大移動」は年々激増している。杭州鉄道分局が2月10日までにまとめたデータによると、春節休暇前後25日間の総乗客数は延べ280万人。昨年同期より7.5%増え、史上最高の数字を記録した。
  先月下旬以降、杭州鉄道分局が管轄する滬杭線、蕭甬線、宣杭線などの乗客者数は昨年を上回るペースで増加。ここ数日は、帰省先から浙江省へ戻る地方労働者や各地の学校へ戻る浙江出身学生などによるUターンラッシュが続いている。2月8日の乗客者数は延べ11.8万人で、うち杭州駅出発人数は延べ4.3万人に達した。
  杭州駅からの情報では、2月10日から学生の移動が目立ち始め、浙江省から東北・西北・華北方面へ向かうビジネスマン、帰省していた地方労働者、そして生の3つが大きな集団となっており、乗客者数もピークに達している。特に北京、西安、広州方面行き切符は入手が厳しく残りわずかとのこと。この春節期間中、杭州鉄道が増発した臨時列車は1,340便に上った。

2月12日 ネットフレンド 安易に信用できない
  チャットなどで親しげに近づき、詐欺行為を働く事件が後を絶たない。先日、杭州市蕭山区の女性教員がある男性とネット上で知り合い、巧妙に仕組まれた詐欺の罠に落ちた。1.3万元もの大金を騙し取られた上、恐喝行為も受けていた模様。昨日、蕭山区検察庁は容疑者郭を検挙した。
  中卒農民の容疑者郭は、昨年5月頃インターネットのチャットで蕭山の女性教員と知り合う。女性教員が好感を持つよう、郭は自分のことを「職業実業家」「乗用車2台所有」「暮らしは非常に裕福」等と偽る。そして2ヵ月後、郭はこう持ちかける。「今の事業を大きくしたいが、手元の資金が足りない。すぐ工面できるので、1週間だけ金を貸してくれないか。」嘘がばれないよう体裁を繕い、女性教員から1.3万元を騙し取った。
  10月27日、郭は再度女性教員に金を借りに行く。すでに怪しいと感じていた女性教員は、「借金を返してくれてないのに、また借りに来るのはどういう訳?もう貸せない」と返事する。これに腹を立てた郭は2日後、教員が勤務する学校へ押しかけ、守衛に彼女宛の手紙を言付けた。「すぐに3,000元用意しろ。さもないと、村の党委員会や学校に俺達には男女関係があり、子供もいると言いふらすぞ。」と書かれた手紙を読み、女性教員は警察へ通報した。
  29日女性教員の家に郭が現れ、「お前の親の会社をぶっ潰すぞ」などと大声を上げていた所に警察が到着、そのまま逮捕となった。

2月17日 春節爆竹 大気汚染の元 (新華社)
  環境計測部門の発表によると、山西省太原市の大気汚染がこの所深刻な状態にあるとのこと。
  太原市環境計測センターのデータによれば、今年大晦日(西暦1月31日)の午後9時頃から空気中の二酸化硫黄と空中浮遊物の濃度を示すグラフが急上昇。ちょうど爆竹の音が街に響き始めた時間だ。午前0時30分に同グラフの数値はピークに達し、この時の大気中二酸化硫黄量は0.4736mg/立方m、空中浮遊物量は1.2484mg/立方mであった。爆竹が鳴る前の数値と比べ約6倍もの値になっている。
  問題はこれだけではない。耳をつんざくような爆音が鳴り続け、市内の騒音公害レベルは120〜140デジベルに達した。これは大砲の砲声や大型ジェット機が離陸する時の騒音レベルに相当する。
  春節期間中はあちこちで爆竹の音が聞こえる。めでたい気分を演出する物には違いないが、大気汚染も引き起こす。元日(西暦2月1日)の太原市の空気汚染レベルは4(汚染度・中)、翌日2日の汚染レベルは5(汚染度・ひどい)となり、新年2日目にして最悪レベルの数値。春節休暇7日間のうちレベル2(良好)を示したのは、たったの2日だった。

2月20日 杭州地元出身者の反省
  最近、杭州へ出稼ぎに来ている地方出身者が現金4万元を拾い、警察を通して落とし主へ全額返金したニュースが話題になっている。この感心な出来事に心打たれ、思わず今までの自分を反省した杭州地元住民は少なくないだろう。
  会社の食堂職員余さんは言う。「今まではね、地方出身者と言えば素行が悪いイメージがあって警戒してた。よそ者が都市の治安を悪くしていると思ってね。でも、どうやら私も見方も変えないといけないね。」
  反省する必要があるのは余さんだけではない。ちょっと考えてみよう。「地元戸籍を持つ者」と明記してある求人広告が一体どれだけあることか。会社で地方出身者がどんなに不当な扱いをされているか。「服装がみすぼらしいなど」と因縁をつけて軽蔑することが如何に多いか。頑張って働いてもわずかな給与しかもらえない地方出身者がどんなにいることか。こう言った差別は全て、自分を優れた人間だと思い込んでいる杭州地元住民の仕業である。
  確かに地方出身者は貧困家庭に育ち、十分な学力も身につけていない。流行のファッション装うことも、高級な娯楽施設へ行くこともできない。だからと言って、彼らの精神的充実や善良さを疑うべきではない。地方出身者はむしろ地元人より純粋な人柄のことが多い。
  「地元の人間だから」と威張っている人は、今後見方を変えて欲しい。時代が変われば人も変わる。地方出身者への理解を示し仲良くやること。これは自分の心を広げる一つのチャンスかも知れない。

2月23日 国有企業管理職へ「五戒」
  昨日開催された浙江省紀律検査委員会第二回全体会議は、浙江省内全管理職員及び国有企業管理職員に対し、それぞれ厳守事項を提出する方針を固めた。
  省内管理職員全体への管理業務意識に関する厳守事項は、「管理職員は、その職権を利用して建設プロジェクトの入札に関わったり口を挟んだりしてはいけない。管理職員の配偶者及び子女の就職は、特別待遇することなく公正かつ厳密な審査を受けること。管理職員の辞職や繰上げ退職に関する既定を細かく見直し、適正な規定であるとの認識を得てから実行に移すこと」などとなっている。
  また、国有企業管理職員に対して出された厳守事項は次の通り。「企業の物資購入時に職権を濫用したり、開発プロジェクトの企画などに関わり私利をむさぼってはならない。管理職員本人や家族、親戚が自社株や関連企業株を勝手に購入してはいけない。国有資産を個人使用したり、賃貸に出したり、家族に経営させたりしてはいけない。企業秘密事項を私利のために利用したり、第三者に告げたりしてはいけない。」