青島日報1月の記事

1月4日 経済数字あれこれ 2002年中国経済総決算
  新華社北京支局12月28日報道による経済関連データは以下の通り。
  1.  2002年中国国内総生産総額は10.2万億元に達する見込みで、過去最高を記録しそう。年間経済成長率は8%で、これも年初目標を上回ることに。
  2.  2002年全国税収総額は17,004億元で、前年比12.1%増。この数字は、1997年の税収8,225億元の2倍以上。
  3.  2002年全国関税と輸入環節税総額は2,590.57億元で、過去最高だった2001年より98.25億元の増収となった。
  4.  WTO加盟効果も引き続き見られた。輸入管理制限下にある製品が26品目から12品目へと減少。さらに2003年には8品目まで減る見込み。
  5.  中国政府はバイオ研究に特に力を入れたことが判明。2001〜2002年にかけてバイオ研究関連へ投資した金額は100億元以上。
  6.  中国大陸人の香港旅行熱は依然高調のよう。春節期間中に香港を訪れた大陸人は60万人に達し、前年の2倍に。
  7.  2002年北京市地方税収は534億元で、前年同期比25.9%の増加。これで8年連続増収率20%超えを達成した。
  8.  2002年広東省地方税収は925.83億元。地方税額では8年連続全国第一位。
  9.  2002年11月時点で江蘇省の私営企業数が28.4万社の全国最多となった。登録創業資本総額は2,036億元で浙江省を抜いたものの、広東省にはわずかに及ばなかった。

1月8日 やはりニセ帳簿 企業会計報告信憑性欠く
  新華社北京支局1月7日報道によると、財政部が実施していた企業年間会計報告書サンプル検査の結果が公表された。企業会計報告は実にずさんで、信憑性に欠けるものが多かったと言う。
  昨年中国財政部は特別チームを組み、2001年度企業会計報告書の抜き打ち検査を実施。今回検査対象となったのは、保険業、タバコ産業などに属する企業192社と担当会計事務所91ヶ所。企業資産総額112億元、利潤総額24.2億元と言う数字はいずれも正当な数字ではないことが分かった。
  検査の結果、資産分が5%に満たない企業が36社で全体の18.75%を占めていることが判明。利潤が10%満たない企業は103社で53.6%に上る。実際は赤字であるのを黒字報告していた企業が19社、実際は黒字であるのに赤字報告していた企業は8社。他22社からも何らかの不審点が見つかった。

1月14日 WTO加盟後初 韓国銀行青島支店開業
  WTO加盟後初めて、青島市の金融対外解放に新たな局面が訪れた。青島に最初に乗り込んだ外国銀行、韓国中小企業銀行が青島支店を開業するべく求人広告を出したのだ。中国人民銀行青島市中心支店の情報によると、同行は昨年上半期中に韓国中小銀行から青島支店開設の申入れを受けたと言う。その後各部門の審査検討を経て、昨年12月人民銀行側が同意。韓国の銀行が青島で営業する運びとなった。
  韓国中小銀行は、1961年に韓国政府や韓国投資信託等の共同出資により設立された銀行で、国有企業的側面のある銀行と言える。
  青島金融市場に注目している外国銀行は少なくない。また、国内の商業銀行も青島入りを狙っているようだ。昨年5月に深セン発展銀行が青島営業を始めた他、上海浦東発展銀行も現在青島入りに向け準備中とのこと。

1月24日 スーパーの品物何でもタダで持って行って
  全品無料、気に入った商品は何でも持って行ってOK。こんなスーパー信じられます?昨日午前、李滄区社会寄付管理センターが営業を始めたスーパーでは、「太陽扶助カード」を持った生活苦の人々であれば無料で商品を持ち帰ることができる。このような生活扶助施設は全国でも初めてのケースとか。
  同センター内に設置されたスーパーは、寄付する側と寄付を受ける側とがいつでも寄付でき、いつでももらえる場を提供しているのだと言う。この方法なら大量の在庫を抱えることもなく、生活苦の人々も自分の欲しい物を選ぶことができる。もし、持ち帰った商品に使い道がなかった場合には、返品して再度生活苦の人々へ商品を提供しても良いとのこと。
  開業当日、同区内の生活苦の人々2,600名が「太陽扶助カード」を作成した。希望者は同区党委員会へ申請して民政局の審査を通過すれば、緑色のカードを取得することができる。扶助カードの利用限度額は、その家庭の生活状況と同センターの在庫に応じて決定される。青島市民政局の関係者によると、この寄付型スーパーは今後青島市内全域で展開していく予定だと言う。

1月28日 年越しの夜は羊を食べよう 飲食店は羊合戦
  小年(旧暦12月23日の節句)も過ぎ、青島市内では高級ホテルから専門飲食店まで「年越しの晩餐」予約争いが一斉に始まった。泰山路の飲食店経営者王さんは喜び満面。「最近の青島市民は物分りが良いね。ほら見てよ、この予約数。例年よりずっと多くて満員御礼さ。今年は羊で儲かるぞ。」
  春節が近づくにつれ、「春節期間も通常営業します」との看板を掲げる店が次々と見受けられる。ある飲食店でも例年春節は休業と決まっていたが、今年は営業する。「春節は休み」との先入観をできるだけ無くすために、いち早く「通常営業」の看板を出したとか。他にも何軒かの店を取材したところ、どこも「大晦日はほぼ予約で満員」との返事。また、春節価格は設定しないどころか、特別メニューや特別サービスを用意してお祝いムードを盛り上げようと言う店がほとんどだった。
  もちろん、青島市民の大多数は我が家で年を越すのだが、年越しの習慣は少しずつ変わりつつあるようだ。中山路のある餃子店では春節用餃子の予約注文を早々と受けている。オーソドックスなあんの入った餃子より、見た目が良く正月気分を味わえるような餃子を選ぶ傾向にあるとか。今年は何と言っても羊の肉をあんに混ぜたものが人気と言うことだ。

1月29日 春節シンドロームはごめん 独身高齢者結婚相談所へ走る
  「春節シンドローム」にはなりたくない。ここ数日、独身高齢者の多くが春節の連れ合いを探していると言う。
  青島市台東一路のある結婚相談所。結婚相手を選ぶ高齢者の姿は少なくない。今年65歳の王さんは真剣そのもの。「一年で一番やりきれない気持ちになるのは年越しの時期。年越しの数日は息子夫婦の家に呼ばれて行くが、年を越して自分の家に戻ったとたん一人きりの世界に引き戻される。短い家族団らんが却って孤独感を強くするんだ。」
  相談所の担当者の話では、王さんは連日相談所へ通い続けた末お目当ての人が決まり、現在相手女性とのお見合い準備中とのこと。
  「ここ数日は圧倒的に高齢の方が多いですね。何としてでも年越し前に決めたいと、一日中ここに居て相手が見つかるのを待っている方もおられます」と相談所経営者もたじたじ。