華声龍脈網(上海)12月の記事

 

 

 

12月21日 チベット自治区100歳を超える高齢者 史上最多

 101歳になるチベット族の老婆王珍さんは、日が昇ると同時にバター茶を入れた小瓶を持って出かける。村の仏塔の周りを歩いて回るのが朝の日課だ。

 達孜県章多郷拉木村で暮らす王さんはチベット自治区在住高齢者の一人だが、王さんも他の高齢者達も、自分達が新記録を作っていたとは知らなかった。チベット自治区高齢者委員会の情報によると、現在同自治区に住む100歳を越えるお年寄りは1991年より57人増の116名で、チベット史上最多とのこと。

 現在中国では100人中6.4名が100歳以上の高齢者と言われているが、ここチベットはその比率が100人中44名まで跳ね上がるほど、高齢者の多い地域。

 チベット伝統絵画にはゾウやサル、ツルなどを題材にしたものが数多く見られる。こう言った絵画は長寿を願って描かれたものだが、今やその長寿願望は現実のものとなったようだ。

 チベット居住の100歳を超える高齢者は、いずれもチベットに生まれ育った人々。高原気候の過ごし易さもさることながら皆良く働き、規則正しい生活を送る。彼らの人生はとても平坦な道とは言えないが、悲観することなく健やかで伸び伸びとした精神生活を送ってきた。文字の読めない人も多く、特に女性はその比率が高い。

 チベット自治区社会科学院研究者格桑氏によると、ここ数十年間行政の医療衛生事業と養老年金制度が次々に整備され、チベット人の健康と長寿を支えているとのこと。50年前には36歳だったチベット人の平均寿命が、現在は67歳にまで高齢化した。

 チベットの平和解放以降、中国政府は累計18億元をチベット医療衛生事業に割り当て、各地に医療施設を建設した。また、チベット農牧民への医療手当金額も毎年2,000万元に上る。昨年末までに国が給付した養老年金は総額約2.87億元で、養老年金の給付率は90%に達している。

 「チベット経済の発展に伴い人々の生活や飲食事情が改善された上、行政面での整備が行われたことが、チベットに長寿高齢者が増えた原因だ」と格氏は語る。

 

 

 

12月22日 工業発展スピード 福建省が全国第一位

今年は福建省の経済と社会が目に見えて発展した一年だった。この一年を振り返ってみると、福建省のあらゆる業界に明るい材料が見られ、省の産業全体を発展へと導いたと言えよう。

20日に福建省の関連部門は嬉しい結果を知る。今年1〜11月における同省の累計工業生産高は3,266.69億元、伸び率23.9%。工業増加高は933.89億元、20.2%の伸びを見せ全国第一位となった。

中国広播網の報道によると、福建省は年頭から明るい材料が多かった。まず、外資系企業が省工業界全体を引っ張った。1〜11月における省内外資系企業及び香港・マカオ・台湾系列企業の工業生産高は2,061.63億元、伸び率28.2%で、同省工業生産高全体の63.1%を占めている。次に、電子・機械工業の勢いが良かった。電子・通信設備関連の製造業は618.42億元の生産高を記録し、44.8%もの驚異的な伸びを見せた。また、重点企業に指定されている100社の合計生産高も1,192.68億元に達し、伸び率は29.4%に上った。

最近の福建省工業界の動向からすると年間工業成長率は当初目標を超える見込みで、各データも最高水準を記録しそうだ。同省工業界は来年もこの勢いを持続するものと予測される。

 

 

 

12月23日 北京空港 今年300万人目の外国客

 22日午前、北京首都国際空港は今年300万人目となる外国人観光客を迎えた。

 中央電視台国際放送の情報によると、北京市旅行局は旅行者名簿を元に、あるイタリア女性観光客を今年300万人目に北京を訪れる人と認定。午前10時半頃、税関を通って出てきたばかりのイタリア人女性ジュリアさんはこのことを全く聞かされておらず、待ち受けた人々が手渡そうとした花束を無視してしまった。その後理由を聞いたジュリアさん、喜んでこの幸運なプレゼントを受け取った。ジュリアさんが北京を訪れたのは今回初めて。しかも新婚旅行だと言う。

 「中国旅行はずっと夢でした。それで新婚旅行を北京に決めたのですが、飛行機を降り立ったとたんこんなハッピーなことがあるとは。一生忘れられないわ」とジュリアさん。

 北京市旅行局は、さらに天壇公園の水晶製模型をジュリアさんに贈り、北京は外国人観光客を歓迎するとの気持ちをアピールした。

 同局の于長江局長は「今日で300万人。恐らく今年の年末には308万人の外国人観光客を受け入れ、収益も31億ドルに達する見込み。これは単に経済効果だけの問題ではなく、中国が世界を理解し、世界が中国を理解するものだ」と語る。

 改革解放当初1980年に北京を訪れた外国人観光客は28.6万人、外資収入1.2億ドルとわずかな数字だった。その後1988年と1993年にそれぞれ100万人、200万人の大台を突破。北京の持つ悠久の歴史や名所古跡と現代化された都市景観とのコントラストは、今後ますます外国人観光客を惹きつけることだろう。

 

 

 

12月25日 小中学校で薬物防止教育

  中国禁毒委員会、中央社会治安総合処理事務室、教育部、共産主義青年団は先日、『小中高校生に対する薬物防止教育強化に関する通達』を共同で公布した。2003年春季から、小学5年生〜高校2年生を対象に薬物防止をテーマにした教育を全面展開する。

 通達では、禁毒、治安総合処理、教育行政、青年団の各関係者と学校代表者とが参加する会議を定期的に開催し、小中高各校における薬物防止教育システムを徐々に整備するよう指示されている。薬物教育責任制を導入し、各学校の上級指導者が薬物教育責任者としての職責を負う。薬物問題が一切発生しないことをその学校の総合評定基準の一つに位置づけ、社会治安総合処理部の審査対象として管理される。

 2003年春から実施される薬物防止教育は、すでに実施されている薬物防止授業の回数を倍に増やし、薬物の危険性や薬物を防止するための知識、薬物防止に対する行政措置や法律などを指導して行く。生徒達に「命の大切さと薬物拒否」の意識を植え付け、健康で文明的な生活を送れるようにするのが目的だ。

 特に中学2年生における薬物教育をしっかりと行うべく、各教育部門と中学校で中学2年生にいかに有効な指導を行うか随時検討するよう要求が出されている。そのため、各部門が協力して「薬物防止教育模範中学校」をいち早く形成し、模範校に学ぶ形で全体に浸透させ、各学校での薬物教育を刺激する方法を取るようにとの指示もある。