雲南日報11月の記事

 

 

 

11月3日 雲南省の低所得者生活水準向上

雲南省では、農村地区における公的サービスや低所得者層支援事業へ多額の公的資金を運用している。辺境地区低所得者への生活保障業務などを通じ、多くの地域の低所得者が生活のレベルアップを果たしている。

農村地区の生活改善のため、各種生活保障関連費用として省が運用した金額は5年間で137.6億元。新規開拓した農地面積は、水田約33万ヘクタール、出荷販売用果樹園約46万ヘクタール。新規建設した農道は3.5万kmで、約2,000の村や地域の道路事情を改善したことになる。また、昨年より省内16州117県で一斉に衣食住保障事業・転居支援政策を実施、低所得者約20万人の住居を確保した。今年はさらに8.3億元を投入して、省民340万人及び大型家畜300万頭の飲料水不足問題を解決した。

辺境地区ラジオ・テレビ放送普及事業では、2000年に省内全域でラジオ・テレビの受信が可能となった。低所得地域の病院・衛生施設建設事業及び一人っ子政策ネット、保健衛生車の巡回サービスなどの実施で、省内全域において最低限の保健衛生サービスが受けられるようになった。人口増加率も5年間で約0.2%減少している。

また、農村部送電網建設にも67.87元を投資。省内88県3,166村の農民474万戸の電気代が1戸当たり80元安くなった。一方、総工費76億元をかけて建設した主要道路及び各地方道も、省内低所得地区の経済発展、貧困脱出に大きな効果を与えている。

 

 

 

11月日 世界文化遺産の美容師 市局長へ (春城晩報)

去る2000年4月28日、楊文勇氏は人民大会堂で行われた「全国模範労働者表彰式」に参加。中国共産党幹部及び政府要人と対面した時、ナーシー族男児である同氏は感激の涙をこぼした。

楊文勇の経歴と「農」の一文字は切り離せない。農村に生まれ、高校卒業後農民として働く。農村技術担当員となり、研修のため四川大学へ入学。同大学ただ一人の農民自費入学だった。その後、麗江ナーシー族自治区美観公園管理所所長及び県市政局副局長に配属された。彼の言葉を借りると今の彼は「都市型農民」。今でも毎日大地や木々と触れ合っている。そんな彼を、人々は「都市型園芸職人」「世界遺産の美容師」とも呼んでいる。

同氏が麗江県美観公園管理所の所長に就任したのは1998年3月。麗江の古城東大通に自ら先頭を切って8,000株の花を植え「花の大通り」を作り上げた。しかし、道一本に植栽するだけで約40万元の費用が必要だ。「古城麗江を四季折々の花の街にするには、花を自給できる生産地を確保せねば。」2000年6月、楊氏は350万元の資金を工面し、約167ヘクタールの麗江フラワーガーデンを建設。同園内に温室棚約10,300平方mも設置した。温室内の温度と湿度はコンピュータ制御、毎年120万株以上の花を栽培できる。今では、このフラワーガーデンで栽培された季節の花々が街のあちこちに移植され、観光客の目を楽しませている。

そして今年6月、楊氏は麗江県市局長に任命された。省の掲げる「各部門協力し合った総合的な公的サービス」と言う方針の下、現実に即した公的サービスを就任直後から実施。行政指導部や市民の評価を得ている。

 

 

 

11月7日 昆明 各民族が歌い踊って開会を歓迎

中国共産党第16回全国代表大会が目前に迫る中、昆明の街は歌と踊りに酔いしれた。昆明市龍頭街のシルバー活動センター付近に、胡弓の音色と独特の節回しで歌う歌声が響く。「三つの代表」政策の成果であろう。「人民に奉仕する精神」の恩恵を受けた人々はいかにも楽しそうだ。

シルバー活動センターの中庭では、100名ほどの老人が各自楽器を弾いたり歌ったりで、皆顔が輝いている。1954年に入党したベテラン党員趙樹芝氏は「第16回大会がもうすぐ始まるので気分が高ぶるよ。昔は衣食足る生活を解決するだけでも相当骨を折ったものだが、今は毎日何かが変化している。北区の古い住居街もなくなり、新しい建物が颯爽と道の両側に立ち並んでいる。同郷の仲間も皆食べ物や着る物の心配もなく、毎日豊かな生活を送っているよ」

席子営団地にある公共閲覧室で新聞を読む女性達。第16回大会を間近に控え、中国が勝ち取って来た数々の成果を一心に読んでいる。街の一角でご近所の人達と一緒に本や新聞を読み、国政のことも知ることが出来る。本当に喜びで一杯だと彼女達は言う。江沢民総書記の掲げた「三つの代表」政策は、人民の声を一つ一つ反映・実現させて来た。ここ席子営団地も以前は不潔、混乱、レベルが低いことで悪名高い地区であったが、各共産党委員会及び昆明市が200万元をかけて団地に必要な設備を取り揃えた。図書室、文化ルーム、医療室、新聞や広告の掲示板などを新設した団地内は、高級団地のような印象。夕食後に団地内を散歩するのも気分爽快だと言う。

 

 

 

11月10日 雲南主要港 通関24時間体制へ

 「雲南省に国際貿易の大動脈を」「中国−ASEAN諸国間の自由貿易区建設を」と言った声に応えるため、昆明市税関及び雲南省輸出入検疫検査局はこの2年間対策を検討してきた。先日、省内の国際港11ヶ所、国内港9ヶ所及び主要道路における輸出入貨物の予約通関・検疫業務24時間体制が全面的に可能となった。

 24時間予約通関業務とは、通常業務時間外に至急通関や検疫の必要がある場合、予約さえ入れておけば税関及び検疫検査局が24時間いつでも業務を行うもの。天候も問わない。雲南省の国境線は4,000km以上。港や道路も多く、各港での輸出入貨物も年々増加している。税関・検疫検査局の職員を増やさず一連の通関業務を改善せねばならないとあって、各担当部署はあらゆる策を練って業務体制の見直しを図った。輸出入手続きが便利になっただけではなく、通関・検疫にかかる時間も短縮できる。各企業のコストダウンに繋がる上、雲南省の港への注目度もアップ。行政的にも各方面から賞賛を受けるものと思われる。

 

 

 

11月13日 雲南省工業 成長続ける

 雲南省統計局の情報によると、今年1月〜10月の工業実績も依然として成長を続けている。10月末時の省内国有企業の販売収益は500万元以上、非国有企業の累計工業売上は527.19億元となる見込みで、昨年同期比8%の伸び。

 今年に入ってから政府は積極財政政策と通貨安定政策を推し進めており、省もその方針を忠実に実施。省内各地の基幹部門や企業が国内外の動向に積極的に対応してきた成果が実り、10月末時点における国有工業の売上増加率は5.8%、グループ企業18.2%、株式会社6.9%、外資系(香港・台湾系含む)22.2%との結果が出た。