台湾経済日報

中華民国91年(西暦2002年)112日 土曜日

1)第一銀行がホールディングカンパニーを設立、亜洲証券と合併の可能性も

―――株式比率は一銀0.65:亜洲1.0、現段階では亜洲証券サイドは合併説を否定

2)友達と彩晶の合併の大枠が確定、株式比率は12となる見通し

―――双方はまだ秘密裏の段階と明言を避ける:協議がまとまれば近日中に発表

3)知的財産権局蔡練生局長が「発明特許早期公開制度」の開始を発表

―――発明審査の場合、結果の可否を問わず申請から18ヵ月後には公開

4)知的財産権協議:暫時的なコピーも著作権保護の対象とすることに我が国が同意

―――アメリカは提訴範囲の拡大を諦め:残り4項目については引き続き協議

5)クローン人間やクローン羊は特許保護の対象外

―――公共の秩序や善良な風俗衛生を乱すとして、こうした生物関連の発明は除外

6)中国民航局鮑培徳副局長が今日台湾を訪問

―――「両国論」後としては最高レベルの航空官僚が訪問:空路輸送の開放問題を協議

7)台湾から中国大陸への通話料、年末までは値上げせず

――香港から中国大陸への通話料の値上げは小幅に

8TFTメーカーに合併の嵐、3強構造が形成

―――友達と彩晶、奇美と華映、廣輝と鴻海という3グループによる競争体制へ

9)友達CEO熊暉氏:友達の来年の出荷量は1,000万枚突破の予定

―――大型サイズの製品が今年800万枚突破、来年は17インチが主流となる見通し

10)中国大陸の銀行2行が新たに台湾での拠点設立を申請:中国銀行と工商銀行がすでに申請、「外資」名義で中国資本とともに基金会社の設立を申請する台湾企業も

11)マイクロソフトのゲーム部門(PC games)総経理Stuart Moulder氏が台湾を訪問

―――台湾のオンラインゲーム業者との提携を希望:意欲的な姿勢を示す「第三波」など

12)台湾北電網絡(Nortel)が中華電信の3G(次世代モバイル通信システム)設備の入札結果に異存―――最低価格を提示したのに落札できなかったとして、提訴の構え

13)中華汽車が多魯閣(タロコ)国際マラソンのスポンサーに

―――人気歌手・庚澄慶を現地に招いてテーマソング「風を受けて」の製作発表

14Nike運動靴の製造で有名な豊泰がナノ・スポーツシューズを研究開発

―――ナノテクノロジー産業の振興にあわせて、超計量・高性能のシューズを開発

156度にわたる財務危機を乗り越えた太平洋崇光(SOGO)―――頼永吉董事長がメーカーの支援に感謝:財務状況はすでに安定化、再生に向けて営業を継続する意志を表明

16)中国石油郭進財董事長談:高雄製油工場は移転ではなく石油化学工業エリアに改造して、民営化を視野に入れて競争力を高めるべき

17)自動車部品の日本への逆輸入の割合が18%に増加

―――裕隆、光陽、台鈴の3社が2001年自動車・オートバイ輸出業績優良企業賞を受賞

18)光陽が日本のオートバイメーカー・川崎の代理権を獲得

―――韓国の暁星オートバイは、初めて台鈴興業のオートバイエンジンを購入

19)徳盛安聯(Adam)が中国大陸で初めて合資での基金会社設立許可を獲得

―――コラム:「徳盛安聯グループ」1890年代にドイツで設立、主な業務は財産および損保・生保・健康保険マネジメントと資産管理、世界70カ国に子会社あり

20)アメリカGolin Harris社のアンケート結果:日本人がもっとも自信を持っているのは自動車産業―――品質と国際競争力で7割以上が肯定的、信頼度最低は不動産開発業

21)外貿協会が「2003年台北国際自動車・オートバイ部品展」の出展企業募集を開始

―――52326日:参加予定企業は580社、ブース数1,540、来場者2.4万を予定

22116.7日「ラテンアメリカを知るシンポジウム」が台北・高雄で開催

―――経済部国貿局主催:ラ米について理解を深め、市場進出を支援

23)「抗日」を掲げてドイツモデルを導入する福特(Ford)自動車

―――日本車が溢れる台湾市場に、敢えて違った路線で挑戦:福特王国の再興を目指す

24)台湾製品マガジン(TP)を市場開拓の兵器として利用

―――今年テーマは自転車購入ガイド:メーカーと商品を分類して国外バイヤー向け発行

25)貿易資料館は全世界の経済貿易資料を提供―――海外市場開拓にはベストな情報源

26)急速な成長を遂げる有機食品

―――アメリカの消費者の間での人気に目をつけた業者が市場を開拓

27)両岸に立脚して将来は欧米市場進出を狙う自転車の「美利達」社

―――第1に設計、両岸で製造して、最終的には全世界での販売へ

28)台湾マネーの流出を食い止めるには、債券市場の健全化が必至の課題

29)通信業界の景気、短期的には楽観視できず

―――同業者による過度の価格競争、経営環境は極めて厳しい

30)茂「石夕」が再度財務予測を下方修正、赤字額は794,100万元に

31)スパイダーマンのビデオとDVD,VCDの売上が絶好調で徳利影視は収益が過去最高

―――10月度の売上は2億元に達し、収益は8,000万元近い見込み

32)米ドルと円の為替相場、ここ4週間で最低を更新

―――ユーロとドルのレート1.0の大台はなかなか突破できない模様

33)公債と公社債は両方を混ぜて買うのがベスト

―――米イラク対立で、今後は市場金利低下の可能性大

 

 

中華民国91年(西暦2002年)117日 木曜日

1)証期会(証券および先物市場発展基金会)が法律を修正:職員への利益分配を現金に限定―――費用として会計処理する件については、業界からは反発の声

経済部:利益の分配は現金であれ株式であれ、会計上同じ科目として処理すべき

210月の業績が絶好調のエレクトロニクス業界、70社以上が過去最高水準の収益

―――IC設計、液晶ディスプレイ、DRAMなどが好調で他の分野を連動

3)全世界での半導体販売量、来年は12%増加の見通し

―――Gartner Dataquest社の2003年予測:総売上高は1,718億ドルに達する

4)奇美電子の何昭陽総経理「奇美は、合併は考えていない」―――外資銀行から合併案の申し出はあるが、現段階では生産コスト引き下げと市場の開拓に精力を注ぐ

5)アメリカが金利引き下げを実施すれば、台湾・タイも追随する可能性あり

―――台湾での引き下げ幅は0.5から1ポイントか

6スイスのローザンヌ国際管理学院(IMDDominique Turpin教授のインタビュー

―――台湾は世界に通用するブランドの製品を作り、中国大陸で生産を進めるべき

7)コラム:IMD2000年世界競争力年鑑―――全世界49カ国の競争力のランキング、使用する基準は全部で314項目:経済・政治・企業の機能・インフラの4分野に分けて計算

8)世界銀行が今年の東アジアの経済成長率を5.4%に上方修正

―――来年は景気回復が弱まると予測:成長率は台湾3.5%、中国大陸7.5

9)行政院の開発基金、来年度は新規投資額を50億元とする計画―――今年度より10億元のマイナス:エレクトロニクス、通信、バイオなどの分野で新規事業創設に投入

10)行政院長游揆氏が水利署に対し、早い段階での節水開始を要請

―――台湾北部・南部の給水に黄色信号、深刻な事態に陥る前に渇水対策を

11)企業合同での研究開発は営業税と法人登記が免除に

―――工業局が団体法の改正草案:免税などの措置で企業の枠を超えた研究開発を奨励

12)宏基の来年度の出荷台数は30万台を突破する見込み

13)不景気と闘う企業に見る、引き締めによる収益効果―――裕隆:人員削減で毎年20億元のコスト引き下げ、中石化:管理職の減俸で支出削減

14)電気通信業界を襲うリストラの台風―――台湾電信グループ:成績不振の人員5%をリストラ、新世紀資通:人員を今年初めの1,000人から900人へ、中華電信:早期退職優遇で3.5万人の従業員を一気に2.8万人まで削減

15)アメリカ商業会議所:台湾は迅速に中国大陸との経済調整を進めるべき―――グローバル化の推進、金融改革の持続、一方的な両岸の商業制限の撤廃など、8つの提言

16)高雄捷運の200億の中長期融資案に対し、台湾銀行が獲得に向けて意欲的

17)中信金ホールディングカンパニーの新しい本社ビルが台北・松寿路にお目見え

―――聳え立つ台北のマンハッタン、独特の輝く白さが異彩を放つ

18)中国大陸のGFII(指定国外機関投資家)承認条例、第16回全人代(全国人民代表大会)前後に公布となるか―――この時期、重大な経済政策が相次いで開放される見通し

19)台中市で「2002年台中精密機械オートメーション工業展」開催

―――118日〜12日、市中港路および恵来路にて

20)外国への権利金支払いで中国大陸のDVD販売価格が来年から値上げされる見通し

―――メーカー5社が外国企業と協議し、取り消しまたは引き下げを求める予定

21)三峡発電所が来年10月にも電気供給を開始する予定―――2010年までに人民元3,000億元を投じ、発電量1,500kW、原子力発電所150基と同等まで引き上げる

22)台湾の銀行として初の拠点設立となる合作金庫銀行の北京代表所が今日、開幕式

―――華銀の深セン事務所は26日に営業開始する予定

23)上海での外国籍就業者数、今年上期は約32%の増加

―――新しく就職した人の数は3,836人で、昨年同時期より43%増

24)野村證券上海代表所が上海証券取引所で外国企業としては初の「特別会員」に

―――B株式の直接取り引きが可能に

25)右肩上がりの成長を続けるオーディオ市場

―――毎年百億元規模で市場拡大、あらゆる客層がよりよいサウンドを追求

26)台湾3都市にあるVOLVOの販売・メンテナンス拠点がリニューアル

27)中華建築センターの材料実験室がオープン

―――建築検査・測量および認証制度の定着をはかるのが狙い

28)今月15日〜18日まで世界貿易センターで「第21回台北文具ギフト展」開催

―――30カ国が参加:各種ギフト用品や文具、オフィス用品、玩具、教育用品が中心

29)奇美と富士通が共同で液晶テレビを開発

―――サイズは20.12730インチの3種類、販売台数の目標は50万台

30)携帯端末大手メーカーが携帯端末ゲーム市場に参入

―――大宇資訊、風雷時代など国内ゲームメーカーがパートナーとして有望視

31)来年度の台湾全省での携帯端末販売台数は、今年度と同様600万台程度