青島日報9月の記事

 

 

 

9月2日 ビール祭 参加人数200万人 総消費量520トン

  昨夜8時50分、ビール祭の祭旗がゆっくりと降ろされ、16日間熱気で湧いた第12回青島ビール祭が幕を閉じた。

 同ビール祭の主催者代表任宝光氏の発表によると、今回のビール祭へ参加した人数は延べ200万人を超え、うち「ビールシティ」を訪れたのは延べ129万人(外地からの観光客は延べ35万人)で、ビールの総消費量は520tに上った。また、今回は他にも記録更新が続々。開会式ナイトショーの参加人数が史上初めて5万人を突破、舞台セットも最高水準のものが用意され、初めて会場での生演奏が行われた。8月24日にはビールシティの入場者数が一日で延べ15万人、その日だけで50トンのビールを販売した。ビール祭に名を連ねた各国のビールメーカーや品名の数も過去最高を記録した。

 情報によると、旅行、飲食、商店、交通といった各業界もビール祭の恩恵にあやかった模様。青島市内の星級ホテルの客室使用率は95%以上、特に開幕後の三日間は市内の宿泊施設はいずれも満員。ロウ山名勝地区や海浜名勝地区を訪れる人も激増し、各旅行社が扱った国内外の観光客は昨年の30%増。市内の各ショッピングセンターでも売上は平常より20%アップした。

 

 

 

9月9日  青島のGDP年平均伸び率 13.8% 

中国共産党第15回全国人民大会(十五大)以降、青島市は中央政府の指導方針を守り、チャンスを逃さず積極的に新規開拓する挑戦の姿勢を保ってきた。世界経済の停滞やアジア各国の金融危機、国内需要の伸び悩みと言った悪影響も乗り越え、青島市1997年〜2001年の年平均GDP(国内総生産)伸び率は13.8%、総合的経済実力もワンランク上のレベルへ到達した。

市統計局提供の資料によると、青島市2000年のGDPは1,000億元の大台を突破、2001年には1,316.08億元に達し、全国都市の第12位につけている。これは1997年の1.68倍で、年平均13.8%伸びたことになる。2001年の一人当たりGDPは17,581元で1997年の1.53倍。産業別に見ると、第一次産業の増加額は143.2億元で1997年の1.4倍、年平均伸び率8.5%。同様に第二次産業は648.8億元、1.7倍、14.9%。第三次産業は524.1億元、1.7倍、14%となった。

「十五大」以降の青島市は、産業構造の調整にも効果が現れており、経済発展の質と効率も向上している。青島市2001年の産業構成比は、第一次、第二次、第三次産業がそれぞれ10.9:49.3:39.8という数字。1997年の構成比14.7:47.9:37.4と比べると、第一次産業が減少する一方、第二次、第三次産業が増大しており、近年の経済成長はこの二つの産業が支えてきたことが伺える。

ここ5年間の青島市は、工業発展めざましい地域として国民経済全体の発展にも大きく貢献して来た。2001年の青島市工業収益は578.2億元で、国内工業全体の43.9%を占めている。工業全体の質がレベルアップした上、海尓や青島ビールなど全国及び世界的に著名な優良企業を世に輩出し、高度技術産業の売上も増え続けている。また、金融、貿易、交通通信、不動産、旅行と言った第三次産業の活躍も大きい。

 

 

 

9月11日 月は丸いが月餅商の心は丸くなれない 

 「今年の月餅市場は厳しいね。」青島第一百盛スーパーの責任者の口から、ふと漏れたこの言葉は、青島市内の各商店や月餅メーカーの内心を代弁しているのかも知れない。関係者は皆、早くこの「寒い冬」が終わって「暖かい春」が来て欲しいと願っている。

 同責任者は「多分、名月の10日前になったら熱気で溢れると思うけど」と期待するが。

 今年、青島のメーカーも外地のメーカーもこぞって早めに月餅を出荷した。昨年の「冠生園事件(南京の冠生園という月餅メーカーが、一度市場に出回り腐敗した月餅を回収し、再利用販売していた問題)の影響を振り払い、順調に売上を伸ばすことを期待していた。より多く客の目を惹くため、販売店もメーカーも商品の包装や広告に詳しい商品説明を付け加えた。月餅は多彩な材料が使用されていること、進物に最適なお茶やお酒の友であることなどをアピール、消費者の購買意欲を刺激しようと試みている。

 ところが、どんなに販売側が大きな声で呼びかけても、消費者は見向きもしない。市内の大手デパートやスーパーには月餅がまさに選り取り見取りの状態で並んでいるが、手に取る客は少ない。市内東部のあるスーパーで月餅売り場の店員に話を聞くと、昨日売れたのはたったの4箱、今日の午前中はまだ1箱しか売れていないと言う。「今はまだ値段が高すぎる。8月16日(旧暦)になったら買いに来るわ」と言いながら売り場を通り過ぎる消費者。月餅は旧暦8月15日の中秋の名月に食べると言う特殊な食品で、名月の日を過ぎると同時に月餅の価値もなくなるため、販売側は残った月餅をたたき売りすることになる。消費者がだんだん賢くなり、販売側の思惑を弄ぶかのようだ。

 「月餅を扱うのは他のどれよりも難しい。」青島市で有名な月餅メーカー「笑蕾」の生産責任者はこう嘆く。一つは月餅市場の予測が非常に困難なこと。需要が爆発して納品が追いつかない時もあれば、たくさん準備しても売れない時もある。もう一つは月餅の生産技術が簡単で、菓子メーカーならどこでも作れるため、市場競争が異常に激しいこと。更に多くの月餅メーカーにとって頭が痛いのは、青島市内に新たな「月餅生産軍」が出現したこと。青島市内のホテルが各自で月餅を作るようになったのだ。例年は数件のホテルのみであったのが、今年はほとんどの有名ホテルで月餅を生産し、ホテル内で最も目を惹く場所に陳列している。海天ホテルでは昨年5万箱を売上げ、従業員へ支給する予定だった分まで売り切れた。同ホテルでは今年は6万箱を生産予定で、現在までの売上も順調だと言う。