華声龍脈網(上海)8月の記事

 

 

 

8月12日  中国民間機  無人操縦飛行に成功

  寧波貝斯特航空技術工程有限公司が独自に開発した無人操縦民間機「神鷹1号」のI型飛行機が、先日北京〜南昌間のテスト飛行に成功。中国史上初めて無人の民間飛行機が登場した。

  光明日報の報道によると、この民間機の機体は全長2.7m、翼幅3.75m、離陸重量53kg。技術関係者の話では、リモコン操作により、重量8kgの積載物を載せたまま地上4,500mの上空まで上昇し、時速180kgで4時間飛行することが可能。さらに、この課題をクリアした後はGPS(全地球測位システム)を通じて安全に帰還できると言う。

  無人操縦機の今後の展望としては、気象観測、人工降雨、大地測量、海岸警備、森林防火、交通管理等の分野での利用が期待されている。現在、同社では「神鷹1号」II型機、III型機の開発を急ピッチで進めており、この2機は今年末か来年にテスト飛行を実施する予定。

 

 

 

8月13日  台湾ネット人口800万人突破  ネット普及率36%

  計算機世界網(China Computer World Com)の報道によると、台湾資策会e-コマース普及センターが、今年第2四半期の時点で台湾のネット人口は800万人の大台を突破したと発表した。全体の伸び率は小幅になったものの、ブロードバンドユーザーは161万人に達し、無線オンライン利用(携帯電話利用含む)も急激に伸びており、全ネット人口の6%を占めた。

  調査の結果、今年6月末時点での台湾ネット人口は808万人、インターネット普及率36%、前四半期と比較すると2.3%増加している。

  台湾ネットユーザーの接続手段は、約500万人が電話回線を利用しており、中にはCDMA利用者も見られるものの、依然として電話が主流。一方、ブロードバンド利用者は前四半期より14%増加、前年同期比1.6倍となった。ブロードバンド利用者161万人中ADSL利用者は140万人。前四半期より20万人増えており、伸び率は前四半期より若干緩やかであるものの、関連業者の販売促進によっては来四半期も十分伸びが期待できる。有線ケーブル利用者は21万人で、前四半期とほぼ横ばい。その他の接続方法利用者(ISDN、衛星接続など)は約2万人だった。

  また、無線オンライン利用(携帯電話でのネット利用)者は43万人に達している。台湾資策会では、台湾の携帯電話普及率が世界第2位であることから、携帯電話を利用してネットに接続人々は今後も増え続けると見ている。実際、3G関連技術がまだ不完全であるにも関わらず、無線オンライン利用の大半はWAPやGPRS等のパケット通信サービスで、前四半期比169%と大幅な伸びを見せた。

 

 

 

8月14日  2000年全世界経済体  中国は6位

国連貿易開発会議(UNCTAD)が12日に2000年全世界経済体実力ランキングを発表した。上位100位内に29社の多国籍企業が名を連ね、1990年の同調査より5社増加。全世界における多国籍企業の実力が上がっていることを示している。

新華網の報道によると、このランキングは2000年の世界各国や地域、巨大多国籍企業などの経済実力を比較したもので、国や地域は国内総生産(GDP)、企業は売上高を元にGDP相当額を算出した値により順位を決定。トップ3はアメリカ、日本、ドイツで、中国は6位、台湾16位、香港26位とそれぞれランクインした。

トップ100に入った多国籍企業29社は主に石油関連及び自動車関連企業。エクソン・モービル社が630億ドルの経済実力で45位、チリとパキスタンの間にランクインした。他にジェネラル・モーター社、フォード社、ダイムラー・クライスラー社、ロイヤル・ダッチシェル社など著名な大型企業の名が見られ、多くの発展途上国より上位につけている。UNCTADは「世界の100大多国籍企業のほとんどが、ここ数年の経済発展スピードにおいて多くの国や地域を上回っている」とコメント。1990年時点では多国籍企業によるGDP相当額の占める割合は全世界の3.5%だったが、2000年には4.3%となっており、世界経済における多国籍企業の実力が一層強くなったことがうかがえる。

 

 

 

8月30日  世界が期待  中国ヘリコプター市場

  中国国際ヘリコプター研究討論会が28日四川省成都市で閉幕、参加者は「中国の民間ヘリコプター市場は世界最大の潜在能力があり、今後10年で2,000機以上の需要があるだろう」との認識で一致した。

  新華網の報道によると、同会は中国WTO加盟後初のヘリコプター研究討論会として盛大に行われ、アメリカ、カナダ、イタリア、フランス等の各国から有名ヘリコプター関連企業17社が参加。現在中国で使用されている民間ヘリコプターのほとんどはこれら企業の製品だが、各企業は「まだまだこれから。中国巨大市場の氷山の一角が見えただけ」と語る。

  昌河飛機工業集団有限公司代表の楊金槐氏はこう分析する。「現在、世界では2.4万機余りの民間ヘリコプターが使用されており、平均保有率は100万人当たり3.9機。中国にはまだわずか70機しかなく、平均保有率は100万人当たり0.07機と、世界平均に及ばないだけでなく、今の急速な経済成長とも釣り合っていない。」

  中国ヘリコプター研究所の倪先平所長も、「西部地区が中国最大のヘリコプター市場になるのではないか。西部は地形が複雑で気候も変わり易く、高山が切り立っているため交通整備が遅れている。ヘリコプターの垂直飛行や空中で浮いたような状態でいられる独特の飛行能力は、そのような環境にも適しているので、貨物運輸、旅客輸送、送電線建設、パトロール、送油・送ガスパイプ建設、農業、林業と十分に活用が期待できる」と見ている。

  昌河飛機工業とアメリカのシコルスキー社(両社とも中国最大のヘリコプターメーカー)が共同で中国ヘリコプター市場調査を実施した結果、2010年までに中国のヘリコプター需要は2,000機、2020年には1万機もの需要が見込まれると言う。まさに21世紀世界最大のヘリコプター市場だと言えそうだ。

 

 

 

8月31日  上海港取扱貨物量  世界第2位に迫る

  世界経済及び世界貿易の成長率は緩やかな調整段階に入っているにもかかわらず、上海港の運輸量は時代に逆らう勢い。今年の総取扱貨物量は2.5億t、コンテナ輸送量は800万箱を超える見込みで、史上最高記録を更新しそうだ。

  上海港務局によると、今年上半期の上海港取扱貨物量は1.25億tに達しており、前年同期比で17.2%の増加。年間では2.5億tになる計算で、このまま行くと昨年世界第2位だったシンガポール港の貨物量にほぼ並ぶ。

  新華網の情報では、今年上半期の上海港コンテナ輸送量は384.4万箱、前年同期比では30.9%も跳ね上がった。11月には700万箱、年末には800万〜820万箱に達するペースだと言う。

  上海港務局の陸局長は、「成長し続ける中国経済が、上海港の発展にも活力を与えている。現在上海港は国際海運センターを新設中で、洋山深水港もまもなく開港することもあり、上海港の輸送能力は一段とアップするだろう」と語る。

  上海港は世界中に巨大なネットワークを築いている。世界の12地点に定期便を出している他、上海港を最初の貨物発送地とする貨物船の行き先は、世界120港にも及ぶ。現在、ヨーロッパ、北アメリカには毎日運行しており、毎週運行している輸送先は、地中海、ペルシャ湾、オーストラリア等。一月のコンテナ貨物船の定期便は1,000便に達している。