華声龍脈網(上海)7月の記事

 

 

 

7月6日  弁護士主体の法律サービス発足

  中華全国弁護士協会の賈午光秘書長が5日発表したところによると、弁護士を主体とした法律サービス制度の発足準備を現在行っており、20年前は200名余りだった参加弁護士も現時点で11万名まで増員したとのこと。

  賈秘書長は上海で行われた「発展する現代サービス業に関する国際フォーラム」に参加、同会議上でこの談話を発表した。同氏によると、中国国内には証券や金融、不動産などを専門に扱う事務所も含めると現在1万ヶ所以上の法律事務所があり、弁護士は刑事訴訟事件や刑事事件、民事事件、行政などのあらゆる訴訟関連業務及び非訴訟業務において、多岐にわたり活躍している。

  ここ近年、中国の弁護士は海外における法律問題にも積極的に取り組んでおり、国籍を問わず多くの依頼者へ法律的サポートを行っている。確かな数字ではないが、いわゆる外資系企業が開業手続きを行う際、約8割が中国弁護士の援助を受けていると言う。また、世界の有名企業トップ500にランクインするような海外の大企業でさえも、中国での代理人として中国の弁護士を雇っている。

  2001年以来、中国政府は中国法律サービス市場の開放政策を加速化。一部の国の大型法律事務所が中国で営業所を設立することを規制する以外は、国務院も『外国の法律事務所が営業所を開業することに関する条例』を正式に公布している。すでに、外国の法律事務所104ヶ所、香港の法律事務所28ヶ所が中国大陸で営業する一方、中国の法律事務所19ヶ所も海外に支所を設立している。

  また同氏は「中国の法律サービスはまだ歴史が浅いため基盤も弱く、WTO加盟後の経済発展に伴うニーズに十分対応できているとは言えない」とも指摘。具体的には、事務所の規模が小さい、担当分野の専門化が進んでいない、弁護士グループ全体としての資質にも向上の余地があり、国際的に見ると法律業務の処理能力に劣る、弁護士管理体制の整備の遅れなどを挙げている。

 

 

 

7月7日  品質万里行  農村ルート出征

  農村で生産される農産物の品質維持と管理に関する啓発運動「中国品質万里行農村ルート」が6日北京で活動を開始した。

  長年にわたり、中国の農村部では交通が不便、文化啓蒙の遅れと言った問題から、農産物の品質に対する農民の意識は低いままであった。今回の啓発運動では、品質管理関連職員や同分野の専門家、各企業の代表者、新聞記者などが多数各農村を訪問する。商品品質に関する法律や品質管理知識の重要性などを農民へ教示し、農民の品質に対する意識を引き上げ、農村の経済活動をバックアップするのが目的。

  同運動は中国品質万里行促進委員会が主催したもので、1992年の委員会発足以来、品質関連情報の宣布、品質監督事業の推進、偽物・粗悪品の撲滅等の活動を実施。各商品市場の規律を整え、優良商品の販売と消費を刺激するといった成果をあげている。

 

 

 

7月9日  都市部の生活ゴミ収集  有料化へ

中国国家計画委員会、財政部、建設部及び国家環境保護総局は、「都市部の生活ゴミ収集有料化に関する通知」を近日中に共同で発表する。

通知では次のように指摘している。現在の中国は都市化が一層加速していると同時に、都市の生活ゴミ廃棄量も急速に増大している。都市のゴミ処理パターンは単一的で、処理施設建設や業務運行、設備維持にかかる費用が不足しており、処理設備はゴミの増加に全く対応できていない。またゴミ処理技術レベルも低く、土壌や水質、大気等が生活ゴミによって汚染されている地域も見られる。生活ゴミ収集の有料化を実施し、現在のゴミ収集における悪循環を断ち切るべきと。

通知は、省や自治区、直轄市といった各自治体へゴミ処理事業に対する投融資を拡大するよう要請。ゴミ処理事業への投融資を促すようなシステムを整備し、国籍を問わず広く資本を集め、私営企業がゴミ処理施設の建設や業務運行に投資することも可能にする。最終的には、社会のニーズに見合ったゴミ処理能力を十分備えた処理設備とその運行を確実にすることとしている。

 

 

 

7月10日  経営者資格証を持つ会社経営者  上海で誕生

  企業経営者となるべく特別な研修を受け、経営者としての資格を認定された46名の事業家が、9日上海労働社会保障局より「企業経営者資格証」を受け取った。

  企業経営専門職とは、あらゆる方面における企業経営の知識と企業管理経験を活かし、ある経済活動組織(もしくは経済活動部門)に対し単独でその経営や管理を担当する職業を指す。上海は全国に先駆けてこの企業経営専門職資格基準の制定や研修、認定業務に取り組んでおり、これは上海の企業制度をまた一歩改革すると同時に、WTO加入国の戦略として重要な意義のあるものと言える。

  解放日報の報道によると、資格証を手にした46名は、ほとんどが上海の大中企業の中間管理職層に属する人々で、大学卒業以上の学歴があり、平均年齢は40歳前後。企業経営者養成研修の参加者150名余りの中から選ばれた合格者で、会計管理や生産管理、物流制度、企業経営制度などの多くのカリキュラムを修了している。

 

 

 

7月13日  連雲港で漢代女性のミイラ発見

  江蘇省連雲港市の考古学研究員が、先日同市の海州区双龍村漢墓にて、保存状態良好な漢代女性のミイラを発見した。これは湖南省馬王堆、湖北省荊州でのミイラ発見に次いで、中国国内で3番目に発見された漢代ミイラとなる。

  この漢墓は7月7日に発掘されたもので、連雲港市博物館考古学研究員が直ちに検証作業を実施、合計4つの棺を発見。そのうち漆で密封されていた3号棺を持ち帰り、研究員がこの棺を検証したところ、液体浸けになっている未腐敗の全身死体が見つかった。また棺の中には、四角形の漆器箱や竹製の徳利、新品同様のくし等も入っていた。考古学の専門家によると、この漢代女性ミイラは最高に研究価値があるとのこと。女性の身分や正確な年代などは、現在検証中。