銭江晩報6月の記事

 

 

 

6月4日  今日誕生  省立エコスクール

  今日午前、杭州朝暈中学、寧波慈渓中学、紹興魯迅中学など計121校の浙江省立緑色学校(エコスクール)が誕生した。各校の校長が一堂に会する「校長フォーラム」が杭州で開催され、各校の環境への取り組みと成果などを報告した。

  エコスクールは以前の緑化学校とは異なり、学校教育において環境意識と行動を積極的に取り入れ、低学年のうちから自然との調和の大切さを理解するエコ意識の芽を育てようと言うもの。

  エコスクール構想は1994年に始まる。当時、ヨーロッパ環境教育基金(FEEE)がヨーロッパ全体でのエコスクール計画を発表、その後全世界的に環境教育が注目されるようになった。浙江省内でもすでにエコスクールと称する学校は1,000校以上に及んでいる。尚、省立学校はエスカレーター制ではなく、2年に一度確認テストを実施すると言う。

 

 

 

6月4日  国債購入長蛇の列

  今週金曜日に2002年第六期振替決済国債が発行されるにあたり、中国農業銀行では昨日、振替決済国債の取引口座登録カウンターを浙江省内100ヶ所に設置。夏の気候同様、杭州市民の国債への思いも熱い。

  昨日午前8時半、農業銀行浙江省支店の営業センターや杭州城東支店には投資者達が長蛇の列。記者がざっと数えたところ、各カウンターに並ぶ列の最長は約50人。この日同営業センターで口座登録した人は1時間に50名を超えた。前回の証券型国債が買えずに、今回いち早く口座登録に来た人もいる。列に並ぶ鄒さんは、「前回は夫婦二人で並んでも買えなかったからね。それに今回の国債は売り買いも簡単らしいし」と意気揚々。確かに一般株式投資に比べれば、国債は比較的安定しているのでその点では扱いも簡単だと言えないでもないが。

金曜日に発行される国債は、6月17日に農業銀行国債カウンターで市場流通が始まる。

振替決済国債とはどういうものか?農業銀行担当者によると、「投資者が今回の国債発行日に国債を購入した場合、市場流通日の6月17日以降ならいつでも売りに出せます。他の投機商品同様、振替決済国債も毎日値動きし、銀行のスクリーンでその情報を見ることができます。振替決済国債は買ったその日に売ることも出来るので、取引が活発になります」とのこと。

しかし、どんな投機商品にもリスクはつきもの。振替決済国債にも発行価格を割る可能性はある。「国債投資者はもっとリスク意識を持つべき」と忠告する専門家もいる。

 

 

 

6月5日  夫婦一緒なら仕事も楽し

  上虞市の煉瓦製造工場では、作業員35名のうち15組30名が夫婦作業員。毎日退社時刻には、夫婦仲良く家路を急ぐはつらつとした光景が見られる。

  同工場の范栄林氏が工場長に就任した去年2月当時は、作業員の入退社が激しく工場も破産寸前の状態だった。作業員達の出身地が湖南省、湖北省、貴州省など様々で、いわゆる「三証」(結婚証明書、住民身分証、一人っ子証明書の三つの証明書)を持たない者が多く、作業員同士が頻繁に摩擦を起こしては、管理側の頭を悩ませていた。この状況を改善すべく、范工場長がこの春に採用した新入社員は、四川省出身者でなお且つ「三証」がすべて揃っている夫婦15組だった。

  採用された孫さんは、この工場での仕事にとても満足している。「夫婦宿舎があるだけでなく、各夫婦の部屋に有線テレビも引いてある。夫婦が同じ日に給与をもらえるし、同じ所で働くのでお互いにいたわり合って寂しさも感じない。よほど特別な事情がない限り、ここで長く勤めるつもりだ」と語る。

  上浦派出所の楊指導員によると、同工場の以前の作業員達はいずれも身分が複雑な者ばかりで、事件も頻繁に起きていたため、治安要注意地点としてマークされていた。しかし、范工場長が「夫婦制」を導入した後は治安も目に見えて改善され、優良地点に変更したと言う。

省内でも珍しい同工場の職員採用方法は、他省出身者が多い企業にとって一つの管理上のヒントと言えそうだ。

 

 

 

6月9日  初日総額20億ドル  浙江投資貿易商談会

  第四回浙江投資貿易商談会では初日から大きな成果が。26件の投資プロジェクトが立て続けに決まり、投資総額は20.82億ドルに達した。うち外資契約は11.56億ドルで、主な産業は電子、化学工業、アパレル、旅行、インフラ関連等。また、主な投資国と地域はアメリカ、日本、カナダ、マレーシア、スペイン、ベルギー、香港、台湾などであった。

  杭州でも4つのプロジェクトがこの日に「ご主人様」を見つけた。日本の東芝が7,100万ドルを単独投資し、杭州技術開発区にノートパソコン生産工場を設立することが決定。杭州で生産した東芝パソコンが買えるようになる。遊覧船クラブのレジャービレッジ投資額は7,000万ドル、杭州にも遊覧船と言う新しいレジャー設備が登場する。

  寧波、嘉興、台州、金華、温州などの各地区でも多くの契約をとりつけた。中でも寧波繞城高速道路建設関連のプロジェクト投資額は合計5億ドルで、うち外資契約は1.2億ドル。投資額2,000万ドル以上の企業も23社に及んだ。

 

 

 

6月10日  個人向け貸付限度額200万元

  10万元相当の銀行預金、債権等の担保があれば9万元まで、不動産担保なら200万元まで、法人担保なら50万元までお貸しします。審査通過後3営業日以内のスピード貸付、返済期間は最長5年です――中国工商銀行浙江省支店が先日発表した個人向け事業サポートローンに、開業者達の熱い視線が注がれている。

  貸付を受けられるのは次の条件を満たしている人。杭州に住民戸籍がある、または長期滞在許可を得ており、杭州に住所を定めていること。違法行為歴や債務不履行歴がないこと。有効な担保を確保できること。その上で、借入者本人及び配偶者の身分証明書、結婚証明書、戸籍謄本、夫婦各人の所得証明と貸付申込書などの書類を提出すれば、銀行が貸付手続きを行う。

  工商銀行は27の支店でこのローン業務を同時進行させると言う。最寄りの支店へ足を運べば貸付を受けられる。 

 

 

 

6月20日  1,800万元で入札開始  石材採掘権

  水運会社を買わないかと言われてもその気にはならないが、石材採掘権付きの水運会社なら興味がある?桐盧県交通局によると、27日に桐盧水運公司の全資産及び富春江沿岸の石材採掘権を公開競売し、入札開始価格は1,800万元とのこと。

  この情報は桐盧や杭州の多くの企業の興味を引き、もちろんお目当ては石材採掘権。地域経済特に建築産業の発展に伴い、石材の需要は年々上昇の一途にあり、富春江沿岸の豊富な石材は宝の山とも言える。

  桐盧県はなぜこんな好条件を競売にかけるのか?一つは企業再建をサポートするため、もう一つは石材の乱採掘を防止する意図があると言う。同交通局の責任者によると、去年の年末からすでに石材採掘権の競売は何度か行われており、今回は特に規模の大きい競売とのこと。また、石材採掘権は水利、水運の各部門によりその運用制限が定められている。