華声龍
4月27日 中国初・鉄道建設に外資の直接投資受け入れ
山東省煙台市と遼寧省大連市を結ぶ鉄道路線に外資の直接投資を受け入れる、と関係者がこのほど明らかにした。これは中国の鉄道建設史上、初めてのこととなる。
渤海海峡を跨ぐこの「煙大鉄道」の海上連絡部分は距離が79.4海里、東北地方と長江下流地域をつなぐ路線の重要部。完成すれば東北から山東や長江下流部への距離は400kmと1,000kmに短縮される。97年に国家プロジェクトとして正式に立案され、第10期五ヶ年計画に組み入れられている。
海上の連絡フェリーは電車や自動車が搭載可能で、一般の乗客も乗せることもできる。総投資額はおよそ33.9億元、うち建設に関わる投資が24.3億元で、2年半で完成させる計画。
政府の委託を受けている中鉄渤海鉄路輪渡公司を中国側の発起人とし、国外投資家と合弁あるいは提携の形で中国にプロジェクト会社を設立。BOTか一般の合弁・提携の方式を通じ、この計画の投融資、建設、運営、管理を担当する。概算では投資者側の収益率は12%になる見込み。
投資環境を整えるため、鉄道部と山東省および大連市は関連の鉄道・道路などのインフラや後方の輸送ルートの整備を進める一方で、プロジェクト会社に対して土地、海域、上水道、電気、通信、道路、鉄道などの現有施設を有利な条件で提供。さらに中国の法律や条例に基づいて中国中央政府、山東省、大連市の税制優遇措置を受けることができる。
4月30日 中国初のクローン牛、誕生
河北省唐山市にある葦台農場で中国初のクローン牛が27日、誕生した。子牛は体重37.5kg、身長70cmで、産まれた翌日には普通に乳を飲み、立てるようになった。これは国の重点研究テーマの1つで中国農業大学との共同研究によるもの。去年末までに5回、計36例のクローン牛の受精卵移植を行なった。今年は100頭の移植を目指し、6月28日にも同農場でクローン牛が誕生する予定。
4月30日 済南市、留学帰国者の起業を100万元でバックアップ
山東省の済南市科技局はハイテク産業の発展を図るため、100万元の予算を組み、「元留学生による起業支援プロジェクト」をスタートさせる。特許や特許技術の移転、株式化、企業設立や独自の知識、技能、情報をコーディネートする組織の設立など、技術研究、開発、生産、加工といった技術型企業を留学帰国者が創業するのを支援する。
4月30日 モスクワで中国語スピーチコンテスト開催
第10回大学生中国語スピーチコンテストが25日、モスクワ中国語センターの主催で開かれた。市内7校から50名あまりが参加。朗読、演劇、漫才などの部門で中国語を競い、モスクワ大学の学生たちによる中国語劇「雷雨」などが1位を獲得。出場者たちのなめらかな中国語といきいきとした発表に盛んな拍手が送られた。
4月30日 太白山、観光登山まつり始まる
陜西省眉県の太白山で「登山まつり」が27日、スタートした。太白山国立森林公園では国や省の関係者と国内外の観光客、1万人あまりが開幕式に参加。つづいて省スポーツ局主催の「限界にチャレンジ!下山レース」が行なわれ、2,000人以上のスポーツ選手と愛好家が登山レースや健康体操などの催しに参加した。
4月30日 世界最大の極地海洋動物園、オープン
世界最大の規模を誇る極地海洋動物専門の動物園、「老虎灘極地海洋動物館」が4月28日、大連で正式にオープンした。年間入場者数150万人を見込んでいる。
4月30日 揚州で100年前の昆曲秘譜発見
「昆曲の第二のふるさと」江蘇省揚州で、このほど約100年前の昆曲の楽譜が発見された。昆曲の脚本はそのほとんどが散逸しているため、今回の発見は関係者の注目を集めている。清の同治年間以降、昆劇の舞台演出関連の書物は21種出版されているが、今回発見された2セット計15種の楽譜はすべて糸綴じ本の石印印刷で、歴代作曲家の校訂が記載されていて、研究価値、コレクション価値ともに極めて高い。
4月30日 昆明で第1回「中国舞踏まつり」開かれる
28日、国内外の賓客と全国各地から集まったダンサー3,000名が、雲南省昆明で舞踏まつりの開幕を祝った。21日間の会期中、コンテストや公演、シンポジウム、ワークショップなどが行なわれる予定で、ブラジル、スイス、ロシア、メキシコなど10数カ国の駐中国文化使節やその夫人、国際ダンス組織の関係者など70名も参加する。
4月30日 殷墟の大整備、スタート
発見されてからおよそ100年。河南省安陽市の殷墟で過去最大規模の整備が始まった。殷墟は文献に記載され、甲骨文と発掘によって存在が証明された中国最古の都の遺跡。専門家チームが「殷墟の文物、遺跡保護と展示に関する規則」を策定し、整備作業を指揮している。これまでに宮殿区、王墓区、中国社会科学院安陽作業所内の出土品陳列展示の基本設計と予算が決定した。
宮殿区は王と王妃の居住区、執務区、王家の祭祀場及び手工芸品工房区の3つの区域に分かれ、宮殿の基礎や「甲骨坑」などが含まれている。王墓区には殷(=商)王朝8代12の王墓、世界最大の青銅器「司母戊大方鼎」が出土した墓や3,000ヶ所に上る祭祀用の坑がある。すべてユネスコの規定に従い、地下にそのまま保存し、地上に標示を立てて遺跡の場所を示している。8月末には整備を終え、広大な遺跡公園が誕生、さらに10月に世界遺産センターの専門家による査察団を迎える予定。
4月30日 ニューヨークの華僑、胡錦涛副主席を熱烈歓迎
中国の胡錦涛国家副主席は28日午後11時、ニューヨークに到着、アメリカ本土訪問をスタートさせた。ニューヨーク総領事、アメリカ大使、国連副秘書長とともに多くの華僑や中国人留学生がケネディ空港で胡副主席を出迎え、また滞在先のホテル周辺には1,000人を超す華僑たちが集まり、五星紅旗を振って「熱烈歓迎」の声をあげた。警備上の理由から胡副主席は集まった華僑たちと直接対話していないが、外務大臣は「温かい歓迎に感謝します。今回の訪米の成功と中米関係のさらなる発展を確信しています」との談話を発表した。昨晩、ニューヨークは雷をともなった大雨が降り、春とはいえかなり冷え込んだが、そんな寒さをものともせず、胡副主席歓迎に多くの華僑が集まった。華僑団体は警備団を組織し、チベット独立運動家や法輪功信者の抗議行動を取り締まった。
4月30日 『中国海洋漁業水域図』初お目見え
農業部はこのほど編集が完了した『中国海洋漁業水域図』を公開した。漁業資源の分布状況を人々に広く知ってもらい、環境の汚染や破壊を防ぐよう呼びかけている。この『水域図』は黄渤海区、東海区、海南区の3つの海区ごとに編纂。最近の調査結果や報告、魚類分布図、関連研究を踏まえ、「主な中上層魚類」「主な底層魚類」など海洋資源と各保護区別に編集してある。漁業水域とは中国が管轄する水域のうち、魚・エビカニ・貝類の産卵地、餌場、越冬地、回遊ルート、養殖場所を指す。