雲南日報 六月(一)

 

六月一日子どもの日、インターネットにわいせつ写真(6月2日)

児童節の今日、全国で百万を超える子どもたちが祝日を祝ったが、記者は国内最大の少年ネットステーション「次世代」でわいせつ写真に遭遇し、あまりのことに鳥肌立ち、異常な憤怒を覚えた。

午後四時半、記者は「全国百万を超える児童がインターネット上で六月一日児童節を祝う」と題されたニュースに示されていたアドレズを頼りに、「次世代」にアクセスした。全国の子どもたちが「児童節」にインターネットでいったいどのような会話を楽しんでいるのだろうと思ったのである。記者はまず「次世代」で会員資格を申請し、登録を終えて、チャットルームをのぞいてみた。するとすでにたくさんの子どもたちが仮名でおしゃべりをしている。記者も「蘭花花」という名前の会員とおしゃべりを始めた。

問:いくつ?

答:九歳。

問:インターネットカフェでアクセスしているの?

答:そうじゃないわ。

問:インターネットをやっていてもお父さんとお母さんは何も言わない?

答:言わない。

問:どうして?

答:時間がないからでしょ。

その後、伝言板に「どうして何も言わないの」という彼女のことばが繰り返し掲示された。私も「どうして答えないのか」と何度も聞いたが、あせる気持ちが伝わるばかりだった。おそらく、チャットルームがこみ過ぎて、うまく連絡がつかなくなってしまったのであろう。このとき、「snava2001」という会員が伝言板に下線つきの伝言をのせた。「みんなおいでよ。ここをクリックしていっしょにゲームをしよう」。記者はおかしいと思い、さっそくクリックしてみることにした。マウスを持っていくと、すかさず手の形が現れ、マウスを左クリックすると……、驚くべきことが起こった。なんと裸の女性たちが繰り広げる目を覆うばかりのわいせつな画面が出現したのである。マウスを画面に持っていくと、手の形が現れ、アドレス欄には「www.girls.com」というアドレスが現れた。記者は驚いて同僚達を呼び集めた。そこにいた誰もが、開いた口がふさがらず、怒りをあらわにした。

「次世代」の自己紹介によると、「次世代」は国内で現在最大の青少年総合ネットステーションの一つで、国内に登録ユーザが100戸以上おり、一日のアクセス量は30万以上に達する。児童、少年、父母、教師そして子どもたちに関心を寄せる社会のあらゆる人々が対象のステーションで、児童、少年達が楽しめる、そして保護者が安心できるネットワーク環境を提供している。自分の子どもたちがこうしたステーションを見ていることを知れば、保護者は絶対に安心するようなそんな性質のステーションなのである。

ところが、全国の子どもたちに影響力を有するこうしたステーションにまで、ハッカーがわいせつな写真を手に侵入してくるわけである。これでは、インターネット上をただよう子どもたちがいつまで無邪気で天真爛漫なままでいられるのか、いつまで何のわだかまりもない笑い声が聞けるのか心配である。保護者もこんなことでは、子どもに安心してインターネットをさせられないではないか。

新華社重慶6月1日

 

雲南省への国外からの投資に五つの「不規制」(6月2日)

雲南省委員会常務委員の牛常務副省長は、昨日開幕した第2回世界雲南同郷連絡会で、我が省は西部大開発に対応し、投資環境を改善するため、更なる優遇政策を打ち出し、外来の投資に対して五つの「不規制」を実施すると述べた。

―――外来投資企業が雲南で投資する場合、その領域と業界は、国が明文で禁止している場合をのぞき、規制を受けない。

―――外来投資者が雲南で企業を設立する場合、その条件、経営地域、持株割合の面で、規制を受けない。

―――外来投資企業の経営範囲は原則として規制を受けない。外資企業に多角経営の展開を許可する。企業は、自ら生産した製品を輸出できるほか、許可を得れば雲南省の別の製品を購入して輸出することもできる。

―――外来投資企業の投資方式は規制を受けない。現行の方式のほか、買収、合併、株式参加、株式制御等の方式で企業の改造や再編に参与することができる。我が省の民営企業、科学研究機構、教育機構と合弁合作を行い、科学研究開発や科学研究開発センターの設立を進めることを奨励する。

―――外来投資企業の製品の国内外販売割合は規制を受けない。

このほか、我が省は現在積極的に更に対象がはっきりとし、操作性、実用性に優れた優遇政策の制定を進めている。たとえば、外国企業の投資領域の拡大、積極的な外国資本銀行の導入、そうした銀行が人民元業務を取り扱う条件の創造、外国企業による電信、保険、会計士事務所等サービス業への投資の許可等である。

 

雲南省で引き続き高等教育機関(大学レベル)卒業生を選抜して農村へ送る(6月13日)

人材戦略の一環として、雲南省では高等教育機関の卒業生を選抜して農村の基層へ送るとともに、選抜され配属された卒業生のその後の管理を確実に行ってきたが、それが社会的に良好な効果を生んでいる。

1999年から2000年まで、雲南省ではあわせて1000人以上の高等教育機関卒業生を選抜して、農村の基層へ送ってきた。辺鄙で貧しい一部の郷にとっては、数十年来初めての大学卒業生で、まるでこの上もない宝物を得たように卒業生を迎え、彼らが学んだことを生かせるような条件を積極的につくり、専門分野で責任ある地位を与えている。統計によると、35%は少数民族で大学に入学した学生で、自分たちの少数民族地域に戻って就職し、才能を発揮しているという。こうした大学生は若くて向学心があり、知識も深く、短い間にかなりの業績をあげて、各職場で中心的存在となり、中には郷鎮の指導者の後継者に列せられている者もいて、農村の人々に心から歓迎されている。

高等教育機関卒業生を全国で統一的に選抜し農村へ送るという試みは今年が最後の一年となる。そこで、今年もこのプロジェクトを成功させようと、我が省では最近、8月末までに申請をし、9月22日に選抜試験を実施する旨の通知を出した。そして、各地各部門に対し、高等教育機関卒業生の選抜業務を西部大開発戦略、人材資源の大開発、農村基層幹部グループの構築のための重要な措置とととらえて、確実に事に当たり、早く準備を進め、広く宣伝につとめて、行き届いた組織を行い、密に協力して、任務を確実に実行するよう求めた。我が省では、すでに職場に配置されている卒業生の鍛錬と成長も重視し、彼らの生活にも関心を寄せており、アフターケアを選抜業務の重要な一環としてとらえている。第一に定期的に卒業生座談会を開催して、情況、経験の交流をはかり、意見、要望を聞いて、管理業務を改善している。第二に、追跡考査を実施して、卒業生の思想や業績や卒業生に対する農村の基層組織の指導、使用情況を全面的に把握し、人材の養成に力を入れている。第三に、関連の政策の規定が実施されているかどうか確実にチェックし、実施を監督することで、卒業生が安心して鍛錬をつみ、健全に成長できるよう条件をととのえている。

 

昆明の学生寮にもスーパー(6月13日)

今年新学期から使用予定の昆明冶金口頭専科学校の新しい学生寮では、学生生活を全面的にバックアップする改革が進められ、地下一階には800平米のスーパーが開店することになっている。

7階建て二棟のこの学生寮はキャンパス内に設けられており、建築面積はあわせて1.32万平米。学校が社会一般からの資金調達により建設したものである。新しい学生寮には2000人の入居が可能で、寮内には、電話、パソコン、インターネット等を考慮した付属設備が整っている。学校はこの学生寮に更にスーパーマーケットを開店する計画で、昆明の有名なスーパーとチェーン経営を予定している。この開店により、学生は、様々な生活用品をキャンパスを出ずにそろえることができるようになる。

 

雲南省、ベトナムとの観光協力を拡大(6月15日)

雲南省とベトナム双方の経済貿易面での協力関係は一層深まり、拡大しているが、雲南省では、今後積極的に効果的な措置をとって双方の観光面での協力を進めていく方針である。

雲南とベトナムは地理的につながっており、密な往来が行われている。その中国とベトナムの間に観光面で正式な関係が生まれたのは1994年に二者間観光協力協定が結ばれてからである。1999年、中国とベトナムの国境を出入りした観光客はのべ160万人近くにのぼったが、このうちベトナムへ行った中国人観光客がのべ89万人、中国をおとずれたベトナム人観光客がのべ70万人であった。

雲南省観光局の張宝貴副局長は、「雲南省は今後ベトナムと共同で合理的な観光資源、観光ルートの企画を行い、共同で観光の販売促進を行い、観光情報システムを構築することで、国境の観光を突破口として、文化的観光、景観の観光、バカンス滞在の発展をはかる。また共同で優れた人材を育てていく。更に互いに観光事務所を設けて、現地の観光業や民間組織との連絡を密にし、観光業における協力業務を拡大し、市場開拓能力を増強する」と述べた。

一方ベトナム貿易部貿易研究引の院長もまた、「雲南省は、観光資源が豊富で、自然文化的に独特の背景を有しており、観光開発、サービス開発の面では経験の豊富な省である。雲南とベトナムは、観光業における協力を発展させることで、互いに大いに補い合うことが可能である。今後双方は共同でベトナムの観光新製品に対する投資開発を実施することができる。たとえば鍾乳洞観光、民間文化観光、宗教観光等である」と述べた。

 

雲南省では無償献血率がわずか3%(6月19日)

昨日開かれた雲南省血液管理業務会議で記者が知り得たところでは、2000年末の時点で、雲南省における採血・供給量は34dで、このうち昆明市が40%を占めた。一方、これまでほぼゼロであった無償献血率は、3%まで上昇した。昆明市は8.2%であったが、全国平均の58.8%に比べるとまだまだ遥かに遅れている。

現在雲南省にはあわせて16の血液センターがあり、12箇所で採血・供給業務を行っている。しかし、我が省では現在も、臨床用血液の多くは主に有償の個人血液提供者をその供給源としており、地州によってはまだ無償の献血が行われていないところさえあるという。

無償献血制度の構築を早急に進め、血液の採取・供給ネットを整えることをめざし、雲南省では昆明市血液センターを雲南昆明血液センターとする予定で、このほか、実際の必要に応じて、地、州、市の人民政府所在地にも相応規模の血液センターを建設することになる。また、地、州、市の血液センターでもカバーできない一部辺境にある県には血液バンクを設立する。