2/16
バレンタインデー再考
バレンタインデーが終わった。しかし、各種メディアはこぞって、バレンタインデーをめぐって、看過できないいくつかの社会問題が生じたと報じている。
ある報道によれば、バレンタインデー前の数日、インターネットの擬似サイトでは「イベント」の類いが絶えず、バレンタインデーを機に手紙を募ったり、友達を求めたり、結婚相手を募集したりする案内状があらゆるところで見られたという。さらにバレンタインデー当日に「ネット婚」を挙げる人もいて、その他のネット利用者はみな「親友」として「結婚パーティー」に招待された。この段階には到らなかったものの、既婚者がネット上で「愛を告白」、さらには「結婚」し、それが配偶者に知られた結果、現実の生活で家庭内不和をもたらし、結婚崩壊にまでいたった例さえもある。現在、この擬似結婚ゲームに参加する人はすでに10万人を越え、家庭や社会に不和をもたらすマイナス要因として、多くの人々の関心を集めている。
バレンタインデーがクローズアップされるようになったことは、経営者にとって新たなビジネスチャンスとなっている。金儲け自体は、本来何ら非難されるべきことではないが、一部企業の販売方針は、明らかに望ましくない方向へ向かっているようである。一部報道によれば、ある企業は次のような広告を打ち出した。バレンタインデー当日、その会社のフランチャイズ店で500元以上の真珠のネックレスを買った顧客はスピードくじに挑戦できる。賞品は、当日5つ星ホテルにおけるスタンダードダブルルームの宿泊券および、ホテルから贈られるコンドームで、当選者が合法的な夫婦であるか否かにかかわらず、当選証明さえあれば泊まることができる。見たところ企業の優待セールスのようだが、このような形をとることは、社会にとっての有害性をはらむもので、すでにかなり増加している婚前・婚外性交渉を促すことに等しい。
一方で憂慮されるのは、昨今中学生の間にまでバレンタインデー現象がますます浸透しているという、低年齢化の趨勢である。「恋人」にプレゼントを贈るために、女子生徒はバレンタインカードをせっせと選び、男子生徒はぬいぐるみを選ぶという。さらにチョコレートやバラの意味を議論しあう学生はもっと多く、チューリップを送る方がバラよりもスマートであるかどうかなど、論議は絶えない。中には「バレンタインデーでプレゼントをもらえないと恥ずかしい」と思う学生までいる。こうした点から見れば、バレンタインデーは青少年の早熟現象を助長する作用を及ぼしており、青少年の心身の健康と学習にとって好ましくない。
バレンタインデーは外国に起源をもつ。外国の一種の習慣として、必然的にわれわれの社会、とりわけ青少年世代に対して強い影響力をもつ。バレンタインデーのもたらした各種のマイナス面の影響をどのように捉え、どのように対処するかは、われわれが考えるべき問題である。
2/16
10分間の「ジャストオンタイム・サービス」
杭州駅から上海南駅までのK823/824号の列車に乗った乗客は、もしも道中なにかトラブルが生じたり、乗務員の態度に不愉快な思いをしたり、また疑問があっても尋ねる相手がいなかった場合、車掌長の執務席に行き、10分以内に「ジャストオンタイム・サービス」を受けることができる。
車掌長の沈健紅氏は、こう語っている。旅客にとって家を出て旅に出るのは大変なことである。このため、新たに打ち出した「ジャストオンタイム・サービス」により、トラブルを訴える場所、問題解決を手助けする人員を乗客に提供するのが目的である。列車では、客からのあらゆるクレーム、質問、意見に対して、車掌長は乗客と直接向かい合ってコミュニケーションをはかり、また10分以内に返事をすることを保障して、乗客が不満や心残りを抱いたまま下車しないようにしている。即座に解決できない問題については、列車に客の連絡先を残してもらい、すみやかに返事をする。「ジャストオンタイム・サービス」を実施した最初の列車では、車内放送で案内した後、数人の乗客がちょっと試してみるつもりで執務席にやってきては、エアコンの温度が高すぎる、京劇の音楽を聞きたいなどと訴えた。車掌長はただちに大多数の乗客の求めに応じてエアコンの温度を低くし、京劇の音楽を流した。こうしたことは車掌長が乗客の訪問を正面から受けとめていることを示している。
2/19
杭州市のタクシー運転手が注意を喚起
〜偽の携帯電話に御注意〜
昨晩、杭州市のタクシー運転手・曹さんから本社に連絡があり、ついさきほど起きたばかりの奇妙な事件について、以下のように語ってくれた。
昨日の午前、曹さんは天杭ホテルの前で一人の客を乗せた。この人はスーツに革靴で見るからに紳士然としており、大きなスーツケースをもっていた。車に乗りこむと駅に行ってほしいと告げ、やおら携帯電話を取り出して話をし始めた。曹さんの聞いたところでは、この客は家人と「今日、家に帰る」といった類いの話をしているようだったという。駅に着くと、客はお金を忘れたと言う。以下は2人の会話である。
客:しまった、財布がみつからない。これじゃあ、切符も買えず、帰るに帰れない。どうするかなあ。運転手さん、悪いけど、私のこの携帯をここで買ってもらえないかなあ。
曹:(その携帯電話が、モトローラV998シリーズのようだと見定めつつ)いくらで売りたいんですか。
客:(困りきった素振りを見せ、思いきった安値といった調子で)800元でいいですよ。
曹:(このシリーズは市価では2000〜3000元することを知っていたので、心が動きつつ)そんなに高いんですか。ちょっと貸してください。かけてみたいので。
客:あ、電源が切れた。(と言いながら、携帯を渡す)
曹さんはキーを押してみたが、特に問題はなかった。値段の交渉をしながら、ついでに携帯の裏を開けて回路を見てみると、問題はそこにあった。電源の差込み口は外されているようで、接触部品がなく、作りも粗雑だった。「お客さん、これ偽物じゃないの?」
本当に偽物なのだろうか。この客を警察に突き出した方がいいのだろうか。曹さんが躊躇している間に、その客は形勢不利とみるや、するりと車から抜け出していった。
曹さんは、あらためて思い返して悔やんだ。「あの野郎、料金を払ってない」。本社への電話で曹さんは、あの携帯は、重さも手触りもまさに本物そっくりだったと繰り返した。あのスーツケースには、この種の「携帯」がまだいくつも入っていて、また別の人を騙そうとしているのだろうと述べている。
2/20
明日から長距離電話がお得に
〜浙江省電信公司が料金調整プランを発表〜
浙江省電信公司は昨日、明日の零時から新しい料金プランを施行することを正式に発表した。一般ユーザが長距離電話をかけたりインターネットに接続したりするのが、より便利になる。
新プランによれば、一般ユーザの長距離電話料金はより割安になる。長距離電話の料金計算の基準を1分から6秒単位に改め、国内の長距離電話料金は0.07元/6秒、国際電話は国や地域を問わず一律0.8元/6秒、香港・マカオ・台湾は0.2元/6秒となる。
明日の零時からはさらに、中国国内の通話は全国一律の「国内・国際長距離優遇制度」が実施される。平日・休日にかかわらず、零時から午前7時まで国内長距離料金は新しい基準料金のさらに4割引、0.04元/6秒となる。国際電話も同様に4割引で0.48元/6秒となるが、この割引料金が適用されるのは日本、アメリカ、シンガポール、オーストラリアなど15カ国に限られる。省電信公司はさらにインターネットの料金においても大幅値下げを行う。たとえば、ダイヤルアップ登録の利用者を甲・乙2種類に分ける。甲類は1種の接続料金を1時間3元、2種を1.8元とする。乙類の接続料金は1種を1時間2元、2種を1元とする。インターネット・プリペイドカードの利用者は、1種の接続料金が1時間0.05元、2種が0.03となる。ダイレクトネット接続は、1種が1時間3.6元、2種は2.4元となる。このほか、ネットサーフィンの接続料金は1種、2種ともに均一で1時間3元である。このネット使用料金は明日から施行される。
3月21日から、ネット通信費も1分0.02元に値下げされる。ダイヤルアップとプリペイドカードによる利用料金は、法定の祝祭日は終日、また平日は23時から翌日8時まで、半額となる。
2/22
杭州で開発、桂花茶
今年後半、杭州にはまたひとつ新しいお茶がお目見えする。桂花茶である。
昨日、杭州市農業局特産処はこの新茶について次のように述べている。桂花茶に必要な「平らで、柔らかな緑色で、みずみずしく、混じりけがない」といった技術基準に到達するためには、まず、桂花は木から落ちたものではなく、農民が茶摘みをするのと同様にひとつひとつ摘み取ったものでなければならない。雑物を除去し、ひろげて乾かし、桂花と緑茶を一定の割合で調合し、缶に入れ、缶を密封する、などの製茶工程を経て、桂花茶特有のみずみずしく、すがすがしい香りが生まれる。
今年、杭州市で桂花茶の生産を予定しているのは、杭州浜江区長河鎮山一、塘子堰村など、8つの村だけだという。現在、それらの村には全部で茶畑が1300ムー、桂花畑は数十ムーあり、今年の桂花茶の総生産量は5000kgに達すると予想される。
2/28
レストランで鞄を紛失、店の責任?
昨日、温州からの旅行客、楊哲さんが本社のホットラインに電話をかけ、行きの楽しさが帰りに大きく半減したという話をしてくれた。
2月25日の夜、楊哲さんら一行は、上海から杭州までオランダ国籍の華僑を迎えにきた。26日の夜7時すぎ、杭州では名の知れた「知味観」レストランへ食事に出かけた。席に着くと、楊哲さんは持っていた手提鞄を椅子の後ろにかけた。8時ごろ、楊哲さんがふと見ると、その鞄は影も形もなかった。すぐにレストランの支配人に連絡して事情を話したところ、支配人は楊さんと一緒に出かけて湖浜派出所まで事件を届け出てくれ、派出所の警察も現場へ急行して捜査を開始した。この間、「知味観」の飲食部の責任者も現場へかけつけていたが、この件に関して彼らからは何のコメントもなく、また楊さんに一言のお詫びもなかったという。
「私の鞄が盗まれたことに対し、知味観では何の責任もないとでもいうのか」と、楊さんは語気を荒らげた。
その後、「知味観」の飲食部の責任者とも連絡をとったところ、この責任者は、事件に関して店に責任はないと述べた。楊さん自身が注意を怠って、鞄を盗まれるような状況を作り出したのだから、彼自身に非があり、店は責任を負う必要がないというのだ。さらにバス会社を例に挙げて、もし乗客がバスでスリに会ったら、バス会社がそれを弁償するのかと言ったという。
この件に関して、杭州星韻法律事務所の弁護士に意見を聞いてみた。弁護士によれば「消費者権益保護法」の第11条にこうある。「消費者が購買、商品の使用、サービスによって、人身や財産に損害が受けた場合、法に基づき賠償を求める権利を有する」。したがって、知味観のいう責任がないとの見解は、法律に依拠していないことになる。